そんなこんなで、二次作品のデータはあとまわしにすることにして、「怪人二十面相」連載第二回のデータを試作してみた。
記載スタイルは、第一回のものにやや変更を加えてある。
要するに、あれこれ思案中の試作中、ということだ。
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怪人二十面相
タイトルよみ:カイジンニジュウメンソウ
初出 誌名:少年倶楽部 巻号:2月特大号 第23巻第2号 刊行年月日:昭和11年2月1日 出版者:大日本雄弁会講談社 東京 備考:タイトルの上に〈探偵小説〉 章題:魔法使/池の中/樹上の怪人 挿画:小林秀恒 ページ:152-169 連載:第2回
再録 1936-12-29 怪人二十面相 大日本雄弁会講談社 昭和11年 1947-06-05 怪人二十面相 光文社 昭和22年 1961-12-10 怪人二十面相 少年探偵団全集1 光文社 昭和36年 1964-08-05 怪人二十面相 少年探偵江戸川乱歩全集1 ポプラ社 昭和39年 1966-12-17 少年倶楽部名作選2 長編・中編小説集 講談社 昭和41年 1970-06-28 怪人二十面相 愛蔵復刻版少年倶楽部名作全集 講談社 昭和45年 1972-07-12 怪人二十面相 講談社 昭和47年 1973-07-30 怪人二十面相 世界名探偵シリーズ2 ポプラ社 昭和48年 1975-10-16 怪人二十面相 少年倶楽部文庫9 講談社 昭和50年 1976-11-00 怪人二十面相 ポプラ社文庫1 ポプラ社 昭和51年 1979-04-20 少年探偵団 江戸川乱歩全集23 講談社 昭和54年 1983-12-10 怪人二十面相 講談社 昭和58年 1987-09-25 怪人二十面相/少年探偵団 江戸川乱歩推理文庫31 講談社 昭和62年 1998-10-00 怪人二十面相 少年探偵・江戸川乱歩1 ポプラ社 平成10年 1999-12-00 怪人二十面相 世界少年暢銷書 少年児童出版社 平成11年 2001-09-00 二十面相 乱歩驚険偵探小説集6 珠海出版社 平成13年 2003-08-20 大暗室 江戸川乱歩全集10 光文社 平成15年 2004-01-10 黒蜥蜴と怪人二十面相 角川書店 平成16年 2005-02-00 怪人二十面相 文庫版少年探偵・江戸川乱歩1 ポプラ社 平成17年 2008-11-20 怪人二十面相 ポプラ社 平成20年 |
再録のデータは第一回とまったくいっしょで、必要ないかな、という気もするのだが、たとえば『乱歩 下』とか『明智小五郎全集』とか、「怪人二十面相」が抄録されたケースもあるわけだから、そういったあたりを概観的に録してゆくうえでは、こうした整理方法が有効だと思う。
それから、知的財産権の問題をまったく無視して、初出の掲載開始ページの見開きをスキャン画像で掲載したんだけれど、左側のページにあるのは乱歩みずからが記したところの前回のあらすじ、みたいな文章で、単行本ではすべて削除されている。
これすなわち、初出と初刊のテキストの異同、ということであって、再録をすべて拾って整理することには、乱歩による改稿をあとづける、という意味もふくまれてくる。
それはまた、乱歩の文業の全容を明らかにする、ということでもある。
しかし、こんなこといったって、なんにもわかんない、みたいなひとたちによって運営されてきたのが、名張市立図書館なわけなのね。
ま、どうだっていいけど。
しかし、ひどいもんだぞ。
お役所ってのは、ほんとにひどいとこなんだぞ。
お役人さまってのは、ほんと、根っから腐りきってんだからな。
いつまでも根っから腐りきってんじゃねーよばーか、とかいってやったところで、あいやー、またクレーマーあるよぽこぺん、あいやー、あいやー、とかわけのわかんないこといってるばかりなんだからな。
お役所のひとみなぽこぺんあるよ。
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