あいやー、また寒くなたあるよぽこぺん。
春いつ来るあるかぽこぺん。
雨も降てきたあるよぽこぺん。
好雨知時節、当春乃発生。
好雨時節を知り、春にあたってすなわち発生す。
あいやー、杜甫先生あるよぽこぺん。
とほほほほ、なんちゃてあるよぽこぺん。
えー、それでもって、きのうのつづきなんだけど、乱歩のことで軽く検索していたら小酒井不木の記事が出てきたでござるの巻。
▼LETS GO! あいち:探偵小説の草分け~小説家・小酒井不木の生涯(蟹江町歴史民俗資料館)(2012年2月24日)
蟹江町歴史民俗資料館の副館長で主任学芸員の伊藤和孝さん、お元気そうでなにより。
乱歩がらみの不木関係では、こんな記事も検索にひっかかってくる。
▼なごやNOW:市政記者が行く!! Vol.3 日本探偵小説の“母”~小酒井不木~
金城学院大学文学部日本語日本文化学科准教授の小松史生子さんも、お元気そうでなにより。
さて、蟹江町歴史民俗資料館一階の小酒井不木資料室、2011年度にリニューアルしたとのことだ。
資料室の写真を「LETS GO! あいち」から無断転載。
「子不語」の額もあって、なかなか立派な展示室だ。
それにしても、このご時世にリニューアルとは、結構豪勢な話だと思う。
そこ行くと、名張市はもう大変。
大変ではあるんだけど、やるべきことはやってかなくちゃいけない、ってんで、いつまでもぽこぺんぽこぺんいってないで、乱歩にかんするデータベースなりアーカイブなりの構築に着手するべきである。
蟹江町の場合は、歴史民俗資料館が小酒井不木という作家にアプローチして、こつこつ地道に資料の収集を進め、それを資料室で公開する、ということになったわけだけど、名張市の場合は市立図書館が長きにわたって乱歩関連資料を収集し、こんにちにいたったわけである。
あくまでも図書館として、乱歩という作家にアプローチしてきたわけである。
なにしろ図書館なんだから、収集資料というのは、あくまでも読むためのものである。
一義的には、そういうことである。
しかし、名張市立図書館の場合、どうやら、乱歩関連資料は展示や陳列のためのものである、という認識しかなかったみたいなのね。
名張市立図書館の場合、というか、名張市の場合、といったほうがいいのか、とにかくまあ、乱歩関連資料は展示や陳列を目的に収集しているものでしかなく、だからこそ、なにかっつーと、展示や陳列のための乱歩文学館だか乱歩記念館をつくろう、という話が出てきて、すぐに沈没してしまう。
例のまちなか再生事業においてもじゃな、官民双方のうすらばかが、かけらほどの権限も与えられておらんというのに、乱歩文学館がどうのこうのと内容空疎なすったもんだをくりひろげたあげく、あのざまだったではないかいな。
だから、そろそろ、ほんとに、ちゃんとしたことをしよう。
ハコモノをつくることしか思いつけない、みたいなみなさんにゃ、もう出番はないと思うぞ。
なにしろ、名張市の新年度予算、こんな感じじゃ。
▼朝日新聞デジタル:名張市が赤字予算案(2012年2月24日)
▼MSN産経ニュース:一般会計、260億円 24年度当初予算案 三重・名張市(2012年2月24日)
▼毎日jp:名張市:予算案 一般会計、初の赤字 土地開発公社清算で歳出膨らむ /三重(2012年2月24日)
どうじゃ。
えらいことじゃろう。
しかし、それでも、新年度には、これまでに調査収集した蓄積にもとづいて、乱歩にかんするデータベースなりアーカイブなりの構築に着手する、ことになるはずなんだけど、ほんと、どうなるあるかぽこぺん。
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