ほんと、むかっぱら立てておるわけやないんやけど、それに、そもそも、以前にも書いたとおり、窪田空穂のことは、まあどうだっていいんだけど、先日来のなりゆきからつい逆上し、名張市公式サイトにおける著作権侵害の問題を俎上に載せた次第であった。
その回答があまりにもひどいものであったから、この問題にどう対処すればいいのか、けさの「再度、名張市公式サイトに掲載された窪田空穂の文章について」でお望みどおり指導してさしあげたのじゃが、どうも無理かもしれんな、と思われてきた。
無理に決まっとるやろ、という気がする。
著作権がらみの問題を適切に処理する、などという芸当が、はたして名張市役所のみなさんにできるじゃろうか、というと、できるわけねーだろそんなもん、という結論にいたらざるをえない。
それにだいたい、お役所のみなさんがこそこそこそこそ、天井裏のねずみみたいにこそこそこそこそ、みずからの責任というものからひたすら逃げつづけるのをまのあたりにするのは、ほんとにもうね、勘弁してくんない? って感じなの。
こんどはどんな無茶苦茶ないいわけを並べてくれるのかな? とか、そういった点への興味はいたくおぼえる。
ほんと、いうにことかいて、「記事を作成した担当者ならびに関係書類について不明であり」なんてこと、ぬけぬけと口走ってくれるわけなんよ。
こんどはいったいどんないいわけが、と、いやがうえにも期待は高まる。
だいたいがじゃな、わしがこれほど心やさしい人間ではなく、徹底的に好戦的な人物であったなら、へたないいわけなんかにゃいっさい耳を貸さず、もうがんがんに攻めておるところじゃ。
たとえば、例の窪田空穂の文章を掲載したページ、ソースを確認すればアップロードされたのがいつなのか、そんなことはすぐわかるわけなんだから、そのあたりから攻めることはいくらでも可能じゃ。
アップロードされた時点で担当セクションに在籍していたスタッフをしらみつぶしに調べてゆけば、「記事を作成した担当者」なんてすぐにつきとめられるはずだぞ。
しかし、心やさしいわしは、そんな犯人探しみたいな真似には興味がない。
ただ純粋に、名張市の公式サイトで著作権法違反がおこなわれているのであれば、それは由々しい問題だから、適切に対処しなければならんぜよ、と主張しているだけの話である。
だから、ついさっき、まーた「市長への手紙」を送信して、けさの依頼を一部リジェクトした。
こんな感じじゃ。
お世話さまです。本日お送りした「再度、名張市公式サイトに掲載された窪田空穂の文章について」でお願いした件ですが、窪田空穂の著作権所有者を調べて連絡するのは、もしかしたら名張市職員のかたの手にあまる作業かもしれません。もしもそうでしたら、確認していただかなくても結構です。ただ、今後の参考ともなりますので、名張市公式サイトの窪田空穂「『水枕』の刊行について」が、もしも著作権所有者の許諾を得ずに掲載されていた場合、それが著作権の侵害にあたるのかどうか、名張市の顧問弁護士にご確認いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
2012/02/15
件名は、「みたび、名張市公式サイトに掲載された窪田空穂の文章について」。
やれやれ。
それにしても、名張市ってのは、じつに驚くべき土地じゃろうが。
けけけ。
けけけけけ。
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