大変ですね、とか、ご自愛ください、とか、そんなメールを頂戴したりもして、ご閲覧の諸兄姉には、いろいろご心配をいただいておるようである。
恐縮至極にござるなり。
しっかしまあ、ほんとに大変じゃ。
なにが大変じゃといって、自分がいったいなにをやってんだか、それがわかんなくなってくるくらい大変じゃ。
わしゃ、なんで、こんなことやっとるのか、とつくづく思うことがある。
茫然としつつ、そう思う。
なんで、就活なんて、してんだろ。
どうして、五十八歳のハローワーク、みたいなことに、なっちまったんだろ。
いやー、ばかみたいじゃ。
これで、市長になんとかお助けいただかねば、わしゃもう、ほんと、死んでも死にきれんけんね。
それにしても、ほんとにばかみたいじゃ。
もっと図書館らしいことやれよこら、と軽い気持ちで名張市立図書館を叱り飛ばしたばっかりに、いつのまにやらこのざまじゃ。
ほんと、お役所とか、お役人とか、そんなのとかかわりをもつと、ろくなことにゃならんぞ。
ひどい目に遭わされるだけじゃ。
武士のなさけで黙ってることも多々あるんだけど、これでもか、これでもか、なんだもんなあ。
けけけ。
じゃというのに、なんでまた、名張市立図書館でお仕事させてください、とか市長にお願いしてんだろうな。
就活、とか、五十八歳のハローワーク、とか、なんで、そんなことになってんだろうな。
けけけ。
Mかよ。
ただまあ、乗りかかった船、みたいなとこはあるし、かんじんの名張市立図書館にはなにもわかってなくたって、わしには名張市立図書館が乱歩にかんしてなにをすればいいのか、はたまた、乱歩のファンや関係者からどんなことを期待されておるのか、みたいなことはよくわかっておるつもりだから、それをちゃんとやっときたい、やっとくべきだ、とぞ思うわけね。
でもって、ちゃんとやる、となると、結局のところ、わしがひとりでやるしかないのよ。
じゃというのに、腐れ公務員さまが、させてくれないわけね。
あたりまえのことをあたりまえにやる、というだけの話なのに、なーんか知らんが、頭を押さえつけにきやがる。
ふつうのことをふつうにやる、というだけの話なのに、なーんか知らんが、足をひっぱりにきやがる。
じゃから、あたりまえのことはあたりまえのことであり、ふつうのことはふつうのことである、ということを、市長にお認めいただいて、さてそのうえで、就活、とか、五十八歳のハローワーク、とか、そのあたりのことをご判断いただきたい、とわしは市長に心からお願いばしちょるばい。
わかりやすい話じゃろうが。
こんなわかりやすい話、あんまりわかりやすすぎて、名張市役所のみなさんにゃ、おわかりいただけないかもしれないね。
けけけ。
とにかくまあ、一日千秋の思いで、市長のご判断をお待ち申しあげておる次第じゃ。
全国の乱歩ファンのみなさんも、わしの就活が実を結ぶよう、五十八歳のハローワークが歓びに包まれるよう、天にお祈りいただければ幸甚にござるなり。
しっかし、ほんと、どうなるのであろうなあ。
不安にまみれつつ、今夜もお酒を飲むこととするか。
あ。
きょうの朝ごはんは、お茶碗二杯であった。
快調さは持続しておるゆえ、どうぞご心配なく。
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