おかげさまで、きょうも快調じゃ。
朝ごはんは、お茶碗に、二杯半。
な。
なかなか快調じゃろ?
ほぼ本復したうえで、あらためて振り返ると、やっぱ昨年末の衝撃は大変なものであったな、と再認識される。
例の寄贈図書の一件ね。
まさか、あそこまで断定的に、手前どもはなにも考えません、という答えが返ってくるとは、思ってなかったもんね。
のみならず、考えるのは手前どもの役目ではありません、とも答えてくれたんだからね。
こーりゃ衝撃だったぜ。
なにしろ、図書館だからね。
図書館が、寄贈図書であれなんであれ、所蔵している図書の活用を考えるつもりはございません、という。
それは有識者の考えることでございます、ともいう。
な。
衝撃じゃろうが。
手前どもはなにも考えないことにしております。
手前どもはできるだけ働かないようにしております。
主体性を放棄すべし。
思考を停止すべし。
責任を回避すべし。
あるいは、責任を転嫁すべし。
しかして、すべてひとごとと思うべし。
ほんっとーに、みごとなものじゃな。
勝てねーよ。
公務員さまにゃ死んでも勝てねーよ。
好きなだけ勝ち誇ってろ。
だから、結局、どうなるのか。
1月6日付「市長への手紙」、つづきじゃ。
むろん、データベースであれ、アーカイブであれ、一朝一夕に開設できるものではなく、そのためには膨大な量の準備作業が必要で、先述したようなデータの整理と体系化を進める必要があるのですが、さほど遠くない将来の開設を目的として、そうした作業に着手すべきだと考えております。
ちなみに、図書館が調査収集したデータや資料にもとづいて、データベースやアーカイブをネット展開する、なんてのは、とくに名張市立図書館の場合、乱歩にかんする目録三冊の蓄積があるんだから、とっくの昔に、ごくごくふつうにできてなければおかしいことなのね。
そして、現在の名張市立図書館にはそうした作業を進めることができないのですから、資料の収集と活用などの業務いっさいを私に手がけさせていただけないでしょうか。
いまだにできてない、というのは、やる気がなく、もとより能力がない、ということなわけなんだけど、それ以前に、なんにも理解できてない、ということが大きいと思う。
3・11の被災地から頂戴したメールで、こいつらはなんなんだ名張市乱歩関係ワーストスリーの第二位に輝いたあの名せりふは、ほんとに名張市役所のみなさんのレベルを示すものなのじゃ。
「これ二冊ありますけどさなあ、こっちとこっち、表紙は違いますわてなあ。せやけど、中身はほれ、どっちも字ィ書いてあって、二色刷で、ふたつともおんなじですねさ。これ、こっちとこっち、どこが違いますの」
『乱歩文献データブック』と『江戸川乱歩執筆年譜』がどちらも二色刷である、ということがおわかりなんだから、色覚には異常がないみたいね。
しかし、色覚以外は、あまりにもひどくね?
いやしくも公共図書館の副館長が、てめーんとこがつくった目録の内容が理解できない、なんてことが、あると思う?
ある。
あるある。
あるあるあるある。
ここ三重県名張市においては、ふつうにある。
泣けてくるぞほんとに。
要するに、かつて嘱託として示した方向性を認めていただき、その方向性を具体化する作業を任せていただきたい、というのが貴職のご判断を仰ぎたい点です。
ま、こうするしかないわね。
なにも考えず、できるだけ働かず、主体性を放棄し、思考を停止し、責任を回避または転嫁し、すべてひとごとなんだよばーか、だいたいが公務員の仕事増やしてんじゃねーよこの腐れ市民が、と公務員さまが仰せになるのであれば、てゆーか、それ以前に公務員さまにはなんにも理解できていないわけなんじゃから、なにからなにまでこちらで引き受けるしかないわけね。
先述しましたとおり、名張市と乱歩のために図書館嘱託として微力を尽くしたにもかかわらず、達成したことを否定され、無視されている現状は、私にとってけっしてうれしいものではなく、また名張市にとっても不利益なことだと思われます。
ほんと、不利益以外のなにものでもない。
たとえば、寄贈図書を地下書庫に死蔵しつづけたあげく、寄贈図書の活用を考えるつもりはありません、などと公言してしまうなんてのは、名張市にとっての不利益以外のなにものでもあるまい。
横紙破りなお願いであることは重々承知しておりますが、貴職のご英断におすがりするしか道は開けないと考え、こうしてお願いを申しあげました。
ほんと、市長のご英断におすがりし、道を開いていただくしかないわけね。
くり返しますと、私は新しいことを始めようとしているわけではなく、名張市立図書館が図書館運営の柱のひとつとしている乱歩関連資料の収集を継続し、充実させたいと考えているだけです。
名張市立図書館は開館準備の時点から乱歩関連資料の収集を行っていましたが、収集の方針はあいまいで、活用の方向性はまったく考えられていませんでしたから、私は目録三冊を発行することで収集の方針を明確に示し、活用の方向性を定めました。
その方向性をたどってゆけば、インターネットを利用したサービスの提供が実現し、乱歩の自己収集を継承した資料の収集と活用が進められていたはずです。
しかし、方向性は無効なものとなり、乱歩の自己収集を継承することも否定されてしまいました。
ですから、その方向性を復活させたうえで、乱歩の自己収集を継承しながら、ということはつまり、私が嘱託として考えたとおりに、市立図書館の乱歩関連資料にかんする業務を手がけさせていただけないか、という点のご判断を、異例なことではありますが、お願い申しあげたいと思います。
勝手ながら、できれば4月1日からさまざまな作業を並行して始めたく、新年度の予算編成もそろそろ終わろうかというこんな時期に、しかも名張市立図書館や名張市教育委員会の頭越しでいきなりお願いする非常識も承知はしているのですが、貴職におすがりするしかない苦衷をお察しいただければ幸甚です。
なにとぞよろしくご判断いただきますよう、お願いを申しあげます。
2012/01/06
ま、そういうことであった。
なんつーか、わかりやすくいうと、就活、なわけね。
どうかお仕事させていただけませんか、というお願いなわけだから、まさしく就活なんだけど、まさかこの齢になって、就活しなきゃなんない羽目にいたろうとはなあ。
換言するならば、五十八歳のハローワーク、でもあるわけよね。
なんか、笑っちゃうけど、笑いごとじゃあなかですけんね。
ちなみに、実際に送信した1月6日付「市長への手紙」、文面はこれじゃ。
名張市立図書館乱歩関連資料にかんするお願い
「市長への手紙」がやや長文となりましたので、PDFでお読みいただくことにいたしました。お手数ですが下記のアドレスにアクセスをお願いいたします。A4サイズ六枚の文書です。よろしくお願い申しあげます。
http://www.e-net.jp/user/stako/20120106.pdf
2012/01/06
さ、どうなるのかな。
どうなるのだろうな。
とっても不安じゃ。
ほんとに不安じゃ。
念のため胃薬も準備して、さあお酒を飲んでくるあるよぽこぺん。
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