いやー、きのうも飲み過ぎた。
やけ酒みたいに飲むの、ほんとに控えなきゃな。
というところで、きのうのつづき。
こいつらはなんなんだ名張市乱歩関係ワーストスリーのワーストスリーは、さあ、いったいどなたなのか、というと、
「現段階で乱歩に関して外部の人間の意見を聴くことはないと言った教育次長(でしたっけ?)」
との仰せなのであったが、ちょっと混乱があって、そりゃまあ、こいつらはいったいなんなんだ、と思わされてしまうみなさんがあまりにも多いから、混乱が生じるのもしかたないと思うんだけど、
──現段階では乱歩にかんして外部の人間の話を聴く考えはない。
とおっしゃったのは、名張市教育委員会の教育次長ではなく、みごとなまでの失敗に終わった名張市のまちなか再生事業において、うすらばかがうすらばか集めてなんの騒ぎだ、と評判だった名張まちなか再生委員会の事務局というのが名張市役所の四階に置かれていたんだけど、その事務局の職員のかたであった。
いわゆる、市当局、ちゅうやつやね。
それにしても、あの事業における市当局というのはえらいもので、おめーらは名張市の職員なのか、それとも、名張地区まちづくり推進協議会の職員なのか、いったいどっちなんだこら、と一部の市民から叱り飛ばされるくらい手ひどい癒着結託に走っておったのじゃが、そのいっぽうで、癒着結託相手ではないわしのような市民はすべて外部の人間として排除してしまい、大失敗への道を死ぬほどの勢いで驀進していったのであった。
しかも、かなりあとになって気がついたのだが、市当局はコンサルタントにいいだけふんだくられておった。
どれだけふんだくられておったのか。
▼2011年7月16日:母さん、名張市民の三千十万七千七百円
な。
四年で合計三千十万七千七百円じゃ。
はっきりいうけど、市当局がちゃんとお仕事をしておれば、つまり、自分たちの頭をつかい、手足を動かして、公務員として本来の業務を粛々と遂行しておれば、コンサルタントなんていっさい必要がないわけなのね。
名張地区既成市街地再生事業実施計画作成等業務委託に一千二百三十二万七百円、とか、そんなことに無駄に税金つかってんじゃねーよ。
だいたいがあんな計画、すなわち名張まちなか再生プランなんてのは、でたらめもいいとこだったじゃねーか。
書かれてあったことはなにひとつ実行されず、書かれてなかったことばかり実施された。
民主党のマニフェストかよばーか。
ちなみに、名張市役所のみなさんのコンサルタント依存症は、一部の市民から徹底的に批判されているところであって、たとえばこんなことをお書きになったかたもある。
▼名張維新の会「名張のふくろう日記」:行政能力を蝕む麻薬(2010年6月1日)
な。
名張市役所のみなさんは、ほんと、「言いたいことだけを言い、決めたからと押しつけて、市民の考えや意見を汲み取る姿勢が見られない」わけよ。
てめーらの身勝手な都合ばっか押しつけてんじゃねーよばーか、ということじゃ。
はたまた、「勉強不足、知識不足」であって、「自分の頭で考えて仕事をしない」わけね。
まったくまあ、ほんとになんにも考えようとしないし、考えるための知識を身につけようともしないんだからな。
しつこくもくどくどと述べておくと、乱歩関連資料を収集いたします、とぶちあげたのであれば、具体的にどんな資料を収集するのか、それを考える。
収集した資料はどんなふうに活用するのか、それも考える。
そんなあたりまえのことを、いったいどうしてしようとせんかったんじゃろうな。
図書の寄贈を受けると決めたのであれば、その時点で、頂戴した図書をどんなふうに活用すべきか、それを考える。
それもまた、ごくごくあたりまえのことじゃろうが。
図書寄贈者のみなさんだって、活用を前提に寄贈してくださったはずだぞ。
死蔵を前提に寄贈する、なんて話があると思ってるのか。
それをこら、いうにことかいて、いったいなんと申した。
えーいッ、なんと申したッ。
(5)寄贈図書は今後、どう活用されるのでしょうか。具体的な方針は决められているのでしょうか。
【回答】
慶應義塾大学推理小説同好会OB会のみなさんからのミステリー関係図書の寄贈は、市立図書館に乱歩資料嘱託をおいていた頃にも行われており、その活用方法についてはその当時からの懸案事項でありました。そのころにも成案を得られず、それ以降も具体的な活用方針を決定するに至っていません。
(6)もしも方針が决められていないのであれば、早急にまとめる必要があると思われますが、見通しはいかがでしょうか。
【回答】
現在のところ、活用方針を検討することについて、具体的な動きはありません。具体的に検討する際には、是非とも有識者による専門的な立場からのご助言をいただければと考えています。
なんだこれは。
いったいなんだこれは。
なんだあこーらあよーっと、とか新相馬節を歌うとる場合か。
福島県の相馬地方はな、大震災と原発事故で大変なことになっとるんじゃ。
いやいや、こんなことゆうとったら被災者のみなさんからお叱りを受けてしまうが、とにかくあれじゃ、被災地にお住まいのかたから頂戴したメール「名張市はいったいどうなっているのですか」にあったワーストスリーの話じゃ。
でもって、元教育次長がおっしゃったのは、
──おめーの考えてるとおりになんかしねーんだよ。
とかいうことであって、なんでいきなり感情的になって、あんなことをおっしゃったんだろうな。
のみならず、じゃあどうすんのか、名張市教育委員会のお考えをお聞かせくださいな、とお願いしても、梨のつぶてだったわけね。
しつこくお訊きしても、なお、梨のつぶてであった。
なんなんだよいったい。
ほんとにいったい、なんなんだよ。
なんだあこーらあよーっと。
新相馬節、聴いてみる?
万感こもごも、胸に迫って、なんか泣きそうになってくるから。
では、こいつらはなんなんだ名張市乱歩関係ワーストスリーのワーストワンの発表とまいりましょう、とまいりたいところなれど、これはまあ、いわぬが花、ということにしておこうか。
とにかくね、乱歩が生まれたまちだから、というだけの理由で、名張のことを気にかけてくれたり、名張市立図書館に期待してくれたり、はたまた、蔵書を寄贈してくれたり、そういうひとたちが存在している、ということは、忘れちゃならないことだと思うんだけど、そんなことはいっさい気にもかけず、てめーらの身勝手な都合だけ並べ立てて、そんなことでいいと思うとるのか。
さて、そんなこんなで、とにかくあれじゃ、市長のご判断を仰ぎたい、ということなわけね。
とにかくもうね、名張市立図書館にしたって、名張市教育委員会にしたって、そりゃもうひどいものだから、わしとしては市長におすがりするしかないわけなのね。
市長のご英断に助けていただかないと、名張市におけるまっとうな乱歩関連事業は、つまり、名張市立図書館における乱歩関連資料の収集と活用は、このまま埋もれてしまうしかないわけあるよ。
ごくごくふつうにできてなければならないことが、なにもできない。
一般の図書ではなく、特定の図書を専門的に収集したのであれば、それを目録に編むのは当然のことなんだけど、そんなことはいっさい考えない。
乱歩作品の読書会でも開こうか、みたいな幼稚な思いつきが関の山である。
乱歩関連資料を収集している日本でただひとつの図書館なんだから、長きにわたって調査収集してきたデータを整理し、体系化して全国に発信すれば、乱歩生誕地である名張市の認知度も高まり、ひいては名張市という自治体の信頼度も高まる、なんてことはまったく考えない。
いくらいっても、なにも考えず、なにもしようとしない。
小ずるい先送りでその場しのぎを重ねるばかりである。
なんなんだよいったい。
ほんとになんなんだよ。
なんだあこーらあよーっと。
こんな新相馬もあったぞ。
名張ってのは、乱歩ファンや、探偵小説マニアにとって、恋しく、懐かしい土地でありたいものじゃ、とぞ思うんだけどね。
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