うーむ。
わしが切々と述べておるところ、名張市役所のみなさんにゃ、ご理解いただけないかもしれないな。
ばーか、理屈っぽすぎんだよてめーはよー、とかいわれてたりしてな。
ただまあ、以前からゆうとるとおり、名張市役所のみなさんにゃ、ちゃんと考えて、ちゃんと決める、ということができないわけね。
つまり、判断ってのがどういうものか、決定ってのがどういうものか、それがよくわかってらっしゃらない。
じゃから、しつこくも指摘しとくと、わしがネット上に乱歩関連資料のデータベースを公開することを提案し、それが名張市教育委員会によってリジェクトされた、ということは、それが教育委員会の決定であった、ということなわけなのね。
しかし、僭越至極なことをゆうとくと、その決定が熟慮の末の結論であったのかどうか、ということになると、どうもそうではなかったのではないか、という気がする。
むろん、確たる根拠はないんだけど、ろくに考えもせず、ごくごく適当に出された結論だったとしか、考えらんないわけなんよね。
同様に、おめーの考えてるとおりになんかしねーんだよ、とかいわれたってさ、そんなものは、その場で思わず口から出たことばでしかなかったかもしれない。
つまり、どちらも、ちゃんと考えて、ちゃんと決めた、と呼べる決定ではなかったのかもしれない。
しかし、いったん発せられた以上は、おのずから決定としての重みをもっておるわけなのね。
このあたり、どうじゃろうな。
名張市役所のみなさんにおかれては、よろしくご理解いただけるのかどうか。
たとえば、かの名張まちなか再生事業において、決定という行為は……
いやいや、そんなことはもういいとして、とにかくまあ、理屈っぽいかもしれないけど、ろくに考えもせずに决められたことだって、決定は決定なわけであって、従わないわけにゃいかんのよね。
ただし、勝手ないいぶんに聞こえるかもしれんけど、見なおしの機会はあってもいいと思う。
だから、わしは、その一点で、市長のご判断におすがりしとるわけな。
きょうのウェブニュースに、こんなのがあった。
▼毎日jp:伊賀学検定:来月26日に実施 初級は青山にも会場--上野商議所 /三重(2012年1月12日)
伊賀学検定じゃ。
「検定は松尾芭蕉や忍者、江戸川乱歩など、伊賀地域の歴史や自然、文化から出題され、観光振興や郷土への愛着を持ってもらうのが狙い」とのことじゃ。
伊賀をアピールしようと思ったら、やっぱ乱歩の名は欠かせない、ということじゃ。
だから、名張市も、ご町内感覚でちまちました乱歩関連事業をほそぼそとやるのもいいけれど、名張市立図書館がとっくの昔にやってなきゃならんかったことをやるように、その筋道をつけていただけませんか、とわしは市長にお願い申しあげておるのじゃ。
名張市教育委員会のかつての決定は、それなりに尊重されるべきだけど、それをいま、見なおし、白紙に戻して、わしが明確に示した方向性を諒としていただいたうえで、近い将来の目標として、名張市立図書館が調査収集してきた乱歩関連資料をもとに、乱歩関連のデータベースないしはアーカイブを開設することにゴーサインをお出しいただけませんか、とお願い申しあげておるわけじゃ。
どうじゃろうな。
理屈っぽいようにみえるかもしれんけど、それなりに筋道の通ったおはなしの進めかただ、とわしゃ思うんだけどね。
さ、やけ酒にしよっと。
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