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平成24・2012年1月7日 毎日新聞社
名張市立病院:医師、拡充の見込み 救急態勢、改善へ /三重
矢澤秀範
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名張市立病院の救急医療態勢について、亀井利克市長は6日の記者会見で「ある一定の充実がある」と述べ、医師の確保が進み、4月以降に大幅改善される見通しを示した。伊賀市の2病院と実施する時間外2次救急輪番制に変更が出る可能性もある。
複数の医師の確保のほか、医療機器を整備し、医師の負担を軽減するドクタークラーク(医師事務作業補助者)や電子カルテを本格導入する方針。県内の医療機関に加え、奈良県立医大など近隣の4病院と新たに連携し、医療態勢を充実させる案も示した。
この日、市議会の福田博行議長も初めて年頭会見を実施した。その中で「名張もそろそろ(伊賀との)輪番ではなく、病院を充実させて市単独で生き残る方法を考えなければならない。それくらいの意志で(医療態勢の)充実に努めてほしい」と市に対して注文を付けた。【矢澤秀範】
◇市長が会見用バックボード
6日の記者会見で、亀井利克市長は、市章やマスコットキャラクターをあしらった「会見用バックボード」の前に座った。市をPRしようと広報対話室が初めて製作した。
幅約3メートル、高さ約2・2メートル。「市の花」キキョウを由来とする紫色を基調に、「三重県名張市」の文字と市章、キャラクター「なばりのナッキー」を配置した。観光名所の赤目四十八滝▽青蓮寺湖▽江戸川乱歩生誕地▽観阿弥創座の地--の文字と写真も加えた。
4枚に折りたたみ、持ち運びが可能。予算は約7万円。【矢澤秀範】
〔伊賀版〕
毎日新聞 2012年1月7日 地方版
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