あらよッ、と。
サンデー先生じゃ。
きのうのつづきあるよぽこぺん。
(4)現時点で寄贈図書はどれくらいあるのか、概数で結構ですからお教えください。
【回答】
約4,000冊(雑誌を含む)
(5)寄贈図書は今後、どう活用されるのでしょうか。具体的な方針は决められているのでしょうか。
【回答】
慶應義塾大学推理小説同好会OB会のみなさんからのミステリー関係図書の寄贈は、市立図書館に乱歩資料嘱託をおいていた頃にも行われており、その活用方法についてはその当時からの懸案事項でありました。そのころにも成案を得られず、それ以降も具体的な活用方針を決定するに至っていません。
(6)もしも方針が决められていないのであれば、早急にまとめる必要があると思われますが、見通しはいかがでしょうか。
【回答】
現在のところ、活用方針を検討することについて、具体的な動きはありません。具体的に検討する際には、是非とも有識者による専門的な立場からのご助言をいただければと考えています。
な。
わしがつねづね、ゆうとるとおりじゃろ。
名張市役所のみなさんは、ほんと、手前どもはなにも考えないことにしております、なんじゃよ。
とはいえ、わしも、じつはずいぶん気をつこうて、こんな表現をばしておるのね。
なにも考えないことにしております、とゆうておくと、考える能力があるのに、あえて考えない、みたいな感じがするじゃろ。
しかし、実際は、そんなこと全然ないあるよ。
考える能力なんか、なんにもないあるよ。
ぽこぺんぽこぺん。
しかも、小ずるいのな。
「慶應義塾大学推理小説同好会OB会のみなさんからのミステリー関係図書の寄贈は、市立図書館に乱歩資料嘱託をおいていた頃にも行われており市立図書館に乱歩資料嘱託をおいていた頃にも行われており、その活用方法についてはその当時からの懸案事項でありました。そのころにも成案を得られず、それ以降も具体的な活用方針を決定するに至っていません」とかゆうあたりの小ずるさはどうよ。
わしのせいにして、逃げを打つ気あるかぽこぺん。
わしが名張市立図書館の乱歩資料担当嘱託を拝命した時点で、慶応義塾大学推理小説同好会OB会のみなさんからの寄贈図書は、市立図書館の地下書庫にどーんと眠っとったぞなもし。
それに、図書館嘱託を拝命していた当時、わしはただのいちども、寄贈図書をどうするべきか、なんてことを相談されたこともなければ、活用策を考えるように、と命じられたこともない。
いやいや、そんなこと以前に、図書館がてめーんとこの蔵書をどうしていいかわかんない、なんてばかなこといっててどうするよ。
嘱託に頼るようなことじゃありゃせんだろうが。
地域資料の専門的な知識をもった人間が、地域資料の担当嘱託を任命される、という話ならわかる。
しかし、寄贈図書であれ、購入図書であれ、収集した蔵書をどうすっぺや、なんてことは図書館運営の基本中の基本ではないか。
図書館運営の根幹ではないか。
そんな重要なこと、どうして嘱託に頼ってんだよ。
嘱託が成案を出さなかったのでなんにも決まってません、とか小ずるい逃げをかましてんじゃねーよ。
寄贈図書をどうするか、みたいなことさえ判断できないっていうのなら、最初っから寄贈なんか受けてんじゃねーよ。
寄贈を受けるだけ受けといて、活用策はなにも考えようとせず、死蔵するだけで手いっぱい、あげくのはては、もう寄贈は結構ですから本は送らないでください、だと?
なんかもう、無茶苦茶あるなぽこぺん。
ただまあ、名張市立図書館の意向はようわかったから、新年最初の「市長への手紙」では、12月16日付の「市長への手紙」で予告しておいたとおり、名張市の公式見解として「現在のところ、活用方針を検討することについて、具体的な動きはありません」みたいなことを、あらためてまとめていただくよう、お願いすることになるじゃろう。
なにしろな、いつかも記したけど、これは相手のある話なわけなの。
乱歩の生誕地の図書館だから、という理由で、図書を寄贈してくださったみなさんがいらっしゃって、いただいた図書は四千冊ほどあるってことだけど、それを長く死蔵してることにかんして、なんらかの説明が必要だと思うわけね。
いやいや、名張市役所のみなさんの辞書の「せ」のページには、「せきにん」という項目も、「せつめい」という項目もない、とは思うんだけどね……
いやいやいやいや、いくらこんなこといったって、しかたないあるなぽこぺん。
それにきょうは、一年のおしまいの日だしな。
これ以上、ぎゃあぎゃあいうのはやめておくあるよ。
ま、いい年を迎えてくんな。
来年こそは、いい年にしたいあるなぽこぺん。
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