さ、どうすっかな。
名張市のミステリ講演会「なぞがたりなばり」関連の話だ。
むろん、とりあえずなすべきことは、とっとと済ませた。
どういうことかというと、要するにこの件、先月19日に名張市立図書館にお運びいただいたお客さんのおひとりから、今年のミステリ講演会はどうなったのか、とのお尋ねをいただいたことがきっかけで、講演会二十年の歴史にこっそり幕が引かれていたという事実が明るみに出てきたわけなんだけど、お尋ねをいただいたお客さんには判明したところをメールでお知らせした。
で、その後はどうか。
▼名張市:なぞがたりなばり
ミステリ講演会が二十年を区切りに終了したことは、まだ公表されていないようじゃ。
公表したのは、いまんとこ、わしのブログと、幸松孝太郎さんとこのブログだけみたいじゃな。
▼「名張市議会を変えてみせます!」 幸松孝太郎活動報告:江戸川乱歩の教養講座が来週17日に名張で開催!(2011年12月11日)
おおッ。
なッ、なぜかリニューアルッ。
そんなことはまあどうだっていいんだけど、ミステリ講演会「なぞがたりなばり」がおしまいになったってこと、名張市は素直に公表したほうがよくないか?
たまたま今月は、名張市の公表月間になってるみたいだから、この公表ブームに乗じて、いち、にい、さん、だあーッ、と行ったらどうよ。
それにしても、たいしたブームだ。
今月に入ってまもなく、誤課税を公表してませんでしたあ~、と第一弾。
▼毎日jp:名張市:住民税課税ミス、57人分控除漏れ /三重(2011年12月3日)
さらに先日、バスの故障を公表しませんでしたあ~、と追い打ちをかけて第二弾。
▼毎日jp:名張市:コミュニティーバス:名張市、「ナッキー号」故障を周知せず /三重(2011年12月15日)
この流れで、ミステリ講演会の終了を公表しませんでしたあ~、と第三弾をぶちかましてやれば、大受けするのはまちがいないと思うんだけど。
とはいえ、肩をもつわけではないけれど、誤課税とバスの故障にかんしては、わしには理解できるような気がする。
つまり、不測のミスやトラブル、アクシデントが発生しても、早い段階で適切に対処できたということなんだから、庁内でしかるべく報告することは必要であっても、庁外にまで公表する必要はないのではないか、と担当セクションが判断したのは、理解できないことではない、ということだ。
しかし、ミステリ講演会「なぞがたりなばり」の終了を公表しないというのは、やはり、どうしても、理解することができない。
去年まで二十年、毎年かかさずつづいてきたものが、今年になって途切れてしまい、なんの説明もなされない、なんてことでは、やっぱあかんじゃろ。
おしまいになりました、と庁外にひろく公表することは、どうしたって必要だと思うぞ。
げんに、どうしたのか、と尋ねてくださるかたもあったわけなんだから、公表の必要は認めません、なんて理屈はとても通らない。
だいたいが、ミスやトラブル、アクシデントがあった、というわけではまったくないんだから、臆することなく事実を報告すればそれで済む話だと思うんだけど、そんなわけにもいかんのかしらね。
そんなこんなで、ミステリ講演会「なぞがたりなばり」のことは、お尋ねいただいたかたに事実をお知らせすることができた。
それがわしにとって、とりあえずなすべきこと、というわけだったんだけど、ほんとにお知らせしなければならんことは、もっとほかにあるわけじゃ。
名張市立図書館の地下書庫に眠っている寄贈図書をどうするのか、その明確な方針をお知らせするべきなわけなのね。
11月19日のお客さんから、寄贈図書をいつまでも眠らせといちゃだめ、というお叱りを頂戴したことは、先日来、おりにふれて記してきたところではあるのだが、ほんと、なんとも理不尽な話ではないか。
名張市立図書館が寄贈図書を活用しようとしないからって、どうしてこのわしがお叱りを頂戴しなきゃなんないわけ?
え?
どーしてそんなことになっちゃうわけ?
いやいや、そんなことより、寄贈図書をどうするか、という話なんだけど、わしにはなんにもわからんのじゃからな。
さ、どうすっかな。
Powered by "Samurai Factory"