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Nabari Ningaikyo Blog
Posted by - 2024.11.25,Mon
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Posted by 中 相作 - 2011.12.07,Wed

 こんなことばっかいっておってはいかんのではないかとも、いっそずーっと滞ったままにしておいてやろうかとも思いつつ、いまだブログにデータを反映できていない最近の乱歩関連資料を写真でお知らせするだけの人気企画。いやどうもすいません。

 

■20111207b.jpg

 

 「奇譚クラブ」のコピーは先日、神戸でお会いした方から頂戴したもので、その筋の乱歩文献二点が掲載されているのですが、こういうものはやはり名張市立図書館がお教えいただいてデータベースを充実させてゆくのが本来であると何度いったらわかるのか。何度いってもわかんないのか。わかんないのだ。

 

 その左の分厚い本は日本比較文学会編の『越境する言の葉──世界と出会う日本文学』。今年6月に出た本ですが、気づかずにいたところメールでご教示くださった方がありましたので、ぎゃーッ、ろッ、六千円もするのかッ、と叫びつつ本屋さんに取り寄せてもらいました。内容はこんなんです。

 

 ▼彩流社:越境する言の葉

 

 乱歩関連では間瀬玲子さんの「フランスにおける江戸川乱歩と横溝正史の受容」が収録されているのですが、この本のことを教えていただいたメールには「なおこの論文ではデータの参照元として『名張人外境』も挙がっています」とありましたのでさっそく見てみたところ、論文末尾の「注」にこんなふうに書いていただいてありました。

 

(1)本稿執筆に際して江戸川乱歩と横溝正史の作品のフランス語訳を可能な限り入手した。またフランス国立図書館(パリ)、ポンピドゥーセンターの公共情報図書館(パリ)、日仏会館図書室(東京)、国際交流基金JFICライブラリー(東京)、国文学研究資料館などのウエブサイトで検索を行った。フランスのインターネット書店も参考にした。乱歩に関しては「名張人外境」のウエブサイトで調査した。

 

 なんとも光栄な話で、頬を赭らめつつ間瀬玲子さんにお礼を申しあげる次第です。しかし、なんか、日仏両国の図書館や図書室、ライブラリー、資料館のウェブサイトが列記されたあと、最後になって怪しげなウェブサイトの名前がぬっと出てくると、なんじゃこりゃ、という感じになってしまいます。むろん本来であればとっくの昔に、乱歩のことは名張市立図書館のウェブサイトで調べる、ということになっていなければおかしいのですが、いくらその旨の提案をしてもそのたびに名張市役所の腐れ公務員さまのみなさんがリジェクトしてくださいましたものですから、いやはや申しわけ次第もありゃしません。しかし、そろそろです。いよいよです。どうかご期待ください。はーっはっはっは。はーっはっはっは。

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