きのうのつづきだ。
おかげさまで、きのう遊びにきた親戚の子供三人は、すき焼きたらふく食って帰っていった。
で、おとといのお客さんの話題を、もう少々。
名張市立図書館でいろいろお話ししたとき、この本が話題になった。
▼春風社:乱歩彷徨-なぜ読み継がれるのか
わしはまだ読んでおらず、今週土曜日に電車のなかで一気読みする予定でいるのだが、すでにお読みになったかたによれば、誤植がとても多い、とのことであった。
ネット検索で調べてみたところ、版元の春風社というのはなかなか面白そうな出版社なんだけど、誤植はいただけない。
それはそれとして、この『乱歩彷徨』、ぱらぱらとながめたところ、巻末に参考文献の一覧が収められていて、名張市立図書館の江戸川乱歩リファレンスブック三冊もちゃんとあげていただいてあった。
まことにありがたいことではあるが、これすなわち、きのうも記したことなれど、こういったところに名前が出てくると、名張市って結構やるじゃん、とか、まともなこと、世間に通用すること、乱歩のファンや研究者に喜んでもらったり、重宝してもらったり、そういうことがちゃんとできてるじゃん、みたいな感じがするわけだけど、しかしそりゃ誤解というものであって、名張市なんて実際はひどいもんだぜ、みたいなことがかなりばれてしまっておるわけである。
いやはや、ほんと、すっかり笑いものじゃよ。
しかし、なんのなんの、心配はいらない。
ここで一発、起死回生の幻影城プロジェクトにすべてを託せばいいのである。
てゆーか、もう、それしかないぞ。
そういえば、お客さんのなかには日本推理作家協会のメンバーのかたもいらっしゃったのだが、そのかたによれば、協会の今年の予算書に名張市のミステリ講演会「なぞがたりなばり」の名前がみあたらなかったそうで、どうなっているのか、とお尋ねをいただいた。
むろん、わしにはそんなことわからないし、土曜日のこととて、名張市役所の担当セクションに電話で確認することもできなかった。
それっきり、いまだに確認していないんだけど、いったいどうなっているんだろうね。
それにしても、なんかもう、名張市って、正直、ぼろぼろになってないか?
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