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Posted by 中 相作 - 2011.11.13,Sun

ウェブニュース

 

毎日jp

 平成23・2011年11月10日 毎日新聞社

 

隠街道市:にぎわえ! 旧中心市街で多彩な催し──名張市で12、13日 /三重

 矢澤秀範

 Home > 地域ニュース > 三重 > 記事

 

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隠街道市:にぎわえ! 旧中心市街で多彩な催し--名張市で12、13日 /三重

 

20111113c.jpg

 

歴史影絵をつくった角田勝さん、久子さん夫妻=三重県名張市で2011年11月9日、矢澤秀範撮影

 

 ◇「松阪しょんがい音頭」初参加--松阪市の保存会

 

 名張市の旧中心市街地で12、13の両日、「隠(なばり)街道市」が開かれる。ダンスパフォーマンスが行われるほか、郷土史料や文化財の展示など、さまざまな催しが続く。6回目の今年は、松阪市の無形民俗文化財「松阪しょんがい音頭」の保存会が初参加。主催者は「多くの交流を促したい」と祭りへの参加を呼び掛けている。【矢澤秀範】

 

 名張藤堂家の飛び地が松阪にあった縁から「松阪しょんがい音頭」の参加が決まった。当時の代官・福井文右衛門が、水不足を救うため水路を作ったが、敷地には神宮領が含まれており、責任を取って自害した。功績をたたえた音頭が伝わった。街道市では、両市の市民が一緒になって踊り、交流を深める。

 

 踊りの会場は、宇流冨志禰(うるふしね)神社。13日午後1時、保存会ら松阪市の約120人が旧中心市街地をパレードしながら神社へ。名張音頭保存会の約150人も加わり、踊りの輪を広げる。

 

 前夜の12日午後5~8時は、両市が用意した計200個の行灯(あんどん)を初瀬街道沿いに並べ、幻想的な空間を創り出す。名張の児童が東日本大震災被災地への励ましの言葉などを書いた短冊も張られる。

 

 街道市は旧中心市街地ににぎわいを取り戻そうと、06年から始まった。昨年は県ご当地グルメ大会の開催もあり、2日間で約3万人の人出があった。例年通り、露店も多数並ぶ予定だ。問い合わせは、主催の名張地区まちづくり推進協議会(0595・64・2605)。

 

 ◇新作の歴史影絵、華を添え--はなびし庵・角田夫妻

 

 名張市の旧中心市街地の一角、中町で伊賀まちかど博物館「はなびし庵(あん)」(すみた酒店)を主宰する角田勝さん(68)、久子さん(62)夫妻が隠(なばり)街道市に合わせて新作の歴史影絵を完成させた。名張の昔話が題材で、久子さんは「今でも語り継がれているすてきな話です。ぜひ見てほしい」と話している。

 

 新作は、赤目町丈六に江戸時代から伝わる「風呂に入るお地蔵さん」。道ばたの地蔵が親切な茶屋に幸福をもたらすという物語だ。地元ケーブルテレビ会社が製作したCD「なばりの昔話」に収録されている。街道市に間に合うよう、角田さん夫妻は9月下旬に制作を始めた。地蔵の表情と風呂の雰囲気を出すのに苦労したという。語りはCDの音楽を使用した。

 

 モデルとなった地蔵が「延命さん」の愛称で知られる丈六寺の「福寿延命縁結地蔵」であることを偶然知り、5日に対面した。9日の初上映会に参加した矢持宝裕住職(45)は「お肌つるつるの延命さんにそっくり。今でもたくさんの方がお参りに来てくれている。多くの人にこの話を知ってもらいたい」と喜んでいた。

 

 角田さん夫妻は名張の歴史や文化を紹介する歴史影絵を04年から制作、上映している。街道市中の12、13日の午後1時半から、同市生まれの推理作家・江戸川乱歩の生い立ちを描いた「乱歩誕生」とともに上映する。それ以降は予約制で席料400円(茶菓子付き)。はなびし庵(0595・63・0032)。【矢澤秀範】

 

〔伊賀版〕

 

毎日新聞 2011年11月10日 地方版

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