ウェブニュース
asahi.com
平成23・2011年11月8日 朝日新聞社
隠街道市 夜まで催し
岡本真幸
Home > マイタウン > 三重 > 記事
…………………………………………………………………………………
2011年11月08日
■20111113a.jpeg
隠街道市のポスターや初瀬街道に並べる行灯=名張市役所
名張市中心部で12、13の両日、「第6回隠(なばり)街道市」(名張地区まちづくり推進協議会主催)が開かれる。初めて夜の催しを企画し、初瀬街道に行灯(あんどん)約200個を並べ、地元で生まれた推理作家江戸川乱歩の作品の朗読もある。
会場は初瀬街道沿いの上本町、中町、榊町かいわい、南町の名張産業振興センターアスピア、平尾の宇流冨志禰(うるふしね)神社、新町の旧細川邸やなせ宿など。乱歩にちなみ「怪人二十面相」に扮した近大高専の学生たちの案内役も登場。空き店舗を生かした作品展示や飲食物販売などに約180団体と個人を合わせ約1700人が参加する予定。
昼の催しは両日とも午前9時半~午後3時半。12日午前10時からは中町の一の鳥居イベント広場でダンスパフォーマンスまつり。初めて名張とゆかりがある松阪市無形民俗文化財の「松阪しょんがい音頭と踊り」が参加し、13日午後1時から初瀬街道で行列する。中町の「はなびし庵」では、両日とも午後1時半から新作影絵「風呂に入るお地蔵さん」(入場料400円)を発表する。
夜の催しは12日のみで、午後5時~8時に行灯を点灯する。行灯は松阪、名張両市の団体が作り、名張小や蔵持小の児童たちが考えた東日本大震災復興へのメッセージや俳句の短冊を張り、コンテストもする。乱歩作品「白昼夢」の朗読は午後6時半~午後7時、新町の乱歩生誕地碑広場で。やなせ宿では午後7時~8時にミニコンサートがある。
問い合わせは同協議会事務局の名張公民館(0595・64・2605)へ。(岡本真幸)
Powered by "Samurai Factory"