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Posted by - 2024.11.25,Mon
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Posted by 中 相作 - 2011.09.29,Thu

書籍

 

衝撃の絵師 月岡芳年

 編:新人物往来社

 平成23・2011年6月30日第一刷 新人物往来社

 21.0×13.2cm カバー 159ページ 本体2100円

 

関連箇所

文人たちが愛した芳年

 p56

 

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■20110929a.jpg

 

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文人たちが愛した芳年

 

 芳年の「血みどろ絵」は、三島由紀夫が「飽くなき血の嗜慾」と呼び、江戸川乱歩が「残虐への郷愁」と評して偏愛したことで有名である。しかし、文人たちすべてが芳年の「血みどろ絵」を愛したわけではない。たとえば、永井荷風は、『江戸芸術論』の『衰退期の浮世絵』の中で次のようにいう。

 

 「余は芳年の錦絵にては歴史の人物よりも浮世絵固有の美人風俗画を取る。風俗三十二相(三十二枚揃ひ)は晩年の作なれどもその筆致の綿密にして人物の姿態の余情に富みたる、正にこれ明治における江戸浮世絵最終の俤なりといふべし。」

 

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新人物往来社:衝撃の絵師 月岡芳年

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