Nabari Ningaikyo Blog
Posted by 中 相作 - 2018.05.30,Wed
私はミステリ小説ファンというわけではまったくないのですが、それでもふと、5月もそろそろおしまいなのに今年の乱歩賞はいったいどうなってるのかな? と気になって日本推理作家協会の公式サイトを覗いてみたところ、乱歩賞のことはわかりませんでしたけど、こんなページを見つけて驚きました。
▼日本推理作家協会:日本推理作家協会70周年 書評・評論コンクール第三回の奨励賞を獲得した秋永正人さんとおっしゃるのは、こんなところで個人情報を明かすのもどうかと思いますけど、もしかしたら私が存じあげてる秋永正人さんなのかもしれません。
だとしたら、というか、だとしなくても、とにかくおめでたい話です。
日本推理作家協会やそのあたり界隈の関係各位のみなさん、秋永正人さんをどうぞよろしくお願い申しあげます。
さてそれで、しっかし名張市はなあ、という話題に入ります。
このつづきです。
▼2018年5月25日:徳島県で西城秀樹さんと大杉漣さんを偲ぶ
5月28日月曜、こんな「市長への手紙」を送りつけましたけん。
件名は「大連投中止のお知らせ」でした。
お世話さまです。 5月7日月曜から11日金曜にかけての「連休明け嵐の大連投」へのお答え、ありがとうございました。 しかし、畳みかけるように質問をお送りしても職員のかたの負担が増えるばかりで、そのせいもあるのか、ますますまともなお答えがいただけなくなってくるように思われますので、以後、連投は差し控えることにいたします。 また、「連休明け嵐の大連投」へのお答えに関して、新たにあれこれお聞きしたいことも出てまいりましたが、5月11日付「市長への手紙」に対する5月18日付ご回答に絞ってお聞きすることにいたします。 まず、ご参考までに下記リンク先のブログ記事をお読みいただければと思います。 http://nabariningaikyo.blog.shinobi.jp/Entry/5252/ さて、煩をいとわず記しますと、4月13日付メールで、 「乱歩関係資料を収集する方法として、購入はせず書誌データだけを収集して記録しておくことについては、貴重なご提案として受けとめさせていただきます。しかしながら、資料の購入に掛かる経費は必要としないものの、日々の出版情報の中から乱歩関係資料となる書誌データを収集し、それを記録するためには、それなりの時間と労力を継続してかけていく必要があります。したがいまして、市立図書館の運営形態の現状の中でそういったことができるかどうかについて見極めてまいりたいと考えています」 とのご回答をいただきましたので、5月11日付「市長への手紙」で、「日々の出版情報の中から乱歩関係資料となる書誌データを収集し、それを記録するためには、それなりの時間と労力を継続してかけていく必要があり」、「現状の中でそういったことができるかどうかについて見極めてまいりたい」とおっしゃる点に関して、次のとおりお聞きいたしました。 「名張市立図書館には乱歩関連資料を収集する能力がない、というのは名張市長の公式見解であると認識してよろしいでしょうか」 それに対し、5月18日付メールで、 「平成30年4月13日付で回答いたしましたように、乱歩関係資料を収集する方法として、購入はせず書誌データだけを収集して記録しておくことについては、貴重なご提案として受けとめさせていただいています。そして、そのことを実行してく方法について市立図書館の運営形態の現状の中で見極めてまいりたいと考えています」 と、なんとも見当はずれなお答えを頂戴しました。 どう見当はずれなのか、ややくわしいことは下記リンク先のブログ記事でお読みいただければと思います。 http://nabariningaikyo.blog.shinobi.jp/Entry/5274/ では、ここで質問です。 名張市立図書館には「日々の出版情報の中から乱歩関係資料となる書誌データを収集し、それを記録する」こと、すなわち乱歩関連資料を収集する能力がない、というのは名張市長の公式見解であると認識してよろしいでしょうか。 以上です。 なお、これはまだ少し先のことで、いまだ本決まりになっていないことですが、ミステリ小説愛好家団体の全国大会が9月、伊賀地域で開催されるかもしれません。 もしも本決まりになりましたら、名張市立図書館乱歩コーナーの見学なども日程に組み込まれる予定とのことで、そのおりには貴職のご挨拶のほか、図書館関係者による乱歩コーナーのご案内と乱歩関連資料のご説明など、お願いすることになるものと思われます。 よろしくお願い申しあげます。 |
ポイントは何か。
いつもゆうとることですが、名張市立図書館にはまともな資料収集なんてとてもできないの。
それはもう開館当初からずーっとそうなの。
そもそも図書館の人間が何もしようとしないせいで、その尻ぬぐいとして罪もない一般市民である私が滅私奉公で乱歩関連資料の目録つくったりしてたわけですから、そりゃもう内情はいいだけ無茶苦茶なの。
そんなのはもはやどうしようもないことですし、私には関係のないことでもありますけど、しかし、この国にひとつくらい、乱歩関連資料をまともに収集してる図書館があってほしいな、とは思います。
切実に思います。
私の手もとにある乱歩関連資料も、いずれそのまともな図書館に引き取ってもらえたらいいな、とも思いますし。
だから名張市立図書館には、いろいろ見極めましたんですけど手前どもには資料の収集だの体系化だの活用だのはとても無理だということが判明いたしました、と正直に打ち明け、やみくもに買い集めただけで死蔵しつづけてる乱歩関連資料を、というのはもちろんいわゆる図書のことであって、乱歩の遺品をはじめとした展示品や陳列物はそのまま乱歩コーナーに飾っといていただきゃいいんですけど、ちゃんと活用してくれるところにそのいわゆる図書を譲り渡す方途を考えてもらいたいの。
そんな都合のいい相手は存在しないであろうな、とは思いますけど、とりあえず現状を曇りない眼で直視することが必要です。
しかし、なにしろお役人ですから、自分たちの非は絶対に認めません。
手前どもは無能でございます怠慢でございますとは、口が裂けてもおっしゃいません。
だから、もう市長判断でいいじゃん、というのがポイントです。
あっちこっちつっつらついてさしあげたところ、「日々の出版情報の中から乱歩関係資料となる書誌データを収集し、それを記録する」「そういったことができるかどうかについて見極めてまいりたい」と決定的な言明が飛び出したわけなんですから、さすがにもうここらでおしまい、ノーサイドってことでいいんじゃないの? と思います。
早くノーサイドにして次のステップへ進み、乱歩関連資料のまともな収集を手がける公立図書館なり公共施設なりが一日も早くこの世に誕生するために名張市はいったい何をすればいいのか、みたいなことを考えていただく場を設定していただきたいものだと思います。
全国のミステリ小説ファンもおおいに注目してくれることでしょう。
呵々。
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