Nabari Ningaikyo Blog
Posted by 中 相作 - 2018.04.20,Fri
名張市長選挙から早幾日。
選挙前に投稿した炎の大連投への回答が、かなり大急ぎで選挙前に送信されてきたことはすでにお知らせしました。万にひとつでも新しい市長が誕生したら「市長への手紙」の回答に一貫性や整合性といった面で問題が出てくるかもしれない、とお考えになってのことであったのかどうか、ともあれお役人のみなさんが選挙前に大急ぎで回答してくださったという寸法です。
それではさっそく一日目から。
▼2018年4月7日:新年度は嵐とともに
お答えはこんなんでした。
中 相作 様
市長への手紙をお寄せいただきありがとうございました。
平成30年4月2日付でお尋ねのありましたことについて、以下のとおり回答させていただきます。
市立図書館のネーミングライツパートナーの再募集については、平成30年3月27日付で回答いたしましたように、平成28年2月以降、再募集についての検討を進めるための情報収集等は、随時市立図書館職員が行っていますが、日時を定めて検討会を開催するといったことは行っていません。
平成30年4月13日
名張市長 亀井利克
だったら最初っから正直にそういってくれりゃいいものを。
そもそものことを申しますと、3月5日付「市長への手紙」でこんなことをお願いしたわけです。
名張市は平成28年、財政難を少しでも補うことを目的に、ということであると判断される次第ですが、市立図書館のネーミングライツ・パートナーを募集しました。
残念ながら一件も応募がなかったとのことではありましたが、その後、再募集したという話は耳にいたしません。
しかし、財政難を少しでも補おうとする努力は不断につづけられるべきであり、ネーミングライツ・パートナーの募集がただ一度だけで終わっているのは、市民のひとりとして納得できることではありません。
どうしてネーミングライツ・パートナーを募集しないのか、ご説明をお願いいたします。
どうして募集しないのか、説明してください、というお願いへの3月15日付回答。
平成28年2月に、年間のネーミングライツ料を50万円以上とする市立図書館を対象としたネーミングライツ・パートナーを募集しましたが、応募くださる事業者等はありませんでした。ネーミングライツ料を減額しての再募集も検討したところですが、募集期間中にこの件に関しての問い合わせもなかったことから、再募集については今後の検討課題としました。
一昨年2月に募集が不首尾に終わり、それを受けて再募集を検討した結果、「再募集については今後の検討課題としました」とのことです。
そこで3月21日付「市長への手紙」には、こんなお願いを記しました。
名張市立図書館のネーミングライツパートナー募集の件、「再募集については今後の検討課題としました」とのお答えをたまわり、また、「県内・県外の公立図書館におけるネーミングライツ導入の動向や、事業者の応募に関する意向等について情報収集を続けており」とのお知らせもいただいて、心から安堵いたしました。
つきましては、最初の募集以降、再募集に関する検討がいつ、何回にわたって、誰によって行われ、どういった情報が収集されているのか、さらに、現時点でどのような検討結果が得られているのか、ぜひご説明いただきたいと思います。
検討の進捗状況について説明を求めたところ、3月27日付でこんな回答が。
平成28年2月以降、再募集についての検討を進めるための情報収集等は、随時市立図書館で行っています。
平成28年2月時点で、公立図書館にネーミングライツを導入している自治体は全国で二つありました。その後の導入状況は、いずれも県外になりますが三つの自治体で導入したとの情報を得ています。それらとは別に一つの自治体では、図書館全体ではなく館内の一部の施設にネーミングライツを導入したとの事例も把握しています。また、市立図書館では、事業者の応募に関する意向を確認していますが、興味を示す事業者は今までのところございません。
以上のように、公立図書館へのネーミングライツの導入は全国的に見ても少ない状況にありますが、市立図書館へのネーミングライツの導入については引き続き情報収集等を行ってまいりたいと考えています。
そして、4月2日はついに炎の大連投一日目、「市長への手紙」にこんなことを記しました。
そこで、3月19日付「市長への手紙」で、「再募集に関する検討がいつ、何回にわたって、誰によって行われ、どういった情報が収集されているのか、さらに、現時点でどのような検討結果が得られているのか、ぜひご説明いただきたいと思います」とお願いしましたにもかかわらず、3月27日付ご回答にまともなお答えはいっさい記されておりませんでした。
もしかしたら、あれも、これも、と一度にお聞きしたことがいけなかったのかもしれない、と思いあたりましたので、とりあえず一問だけ、再質問することにいたします。
名張市立図書館のネーミングライツパートナー再募集に関する検討は、いつ、誰によって行われたのか、お教えください。
で、4月13日付回答がこんなんだったわけです。
市立図書館のネーミングライツパートナーの再募集については、平成30年3月27日付で回答いたしましたように、平成28年2月以降、再募集についての検討を進めるための情報収集等は、随時市立図書館職員が行っていますが、日時を定めて検討会を開催するといったことは行っていません。
つまり、全然検討していません、ということです。
これを要するに、お役人が「今後の検討課題としました」とおっしゃった場合、その言葉が意味するところは「検討する気はありません。あっかんべー」ということなのであると知るべきでしょう。
しかも、いったいいつ誰が検討したの、と尋ねられてもまずは適当にはぐらかし、再度質問されて仕方なく、検討なんかしておりません、とようよう正直に答えてくれるという難儀なかたがたです。
いやー、お役人って、ほんとに困ったみなさんですね。
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