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Nabari Ningaikyo Blog
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Posted by 中 相作 - 2018.04.09,Mon

 任期満了にともなう名張市長選挙がきのう始まりました。

 きょうは新聞の休刊日で、ウェブニュースもお休みとなっております。

 ローカルメディアのきのうの記事ををどうぞ。

 伊賀タウン情報YOU:現職1人、新人2人が立候補 名張市長選が告示(2018年4月8日)

 それでえーっと、4月4日水曜日付の「市長への手紙」です。

炎の大連投三日目

 お世話さまです。

 名張市立図書館のネーミングライツパートナー募集に関してお願いを申しあげているところではありますが、それに関連してひとこと、愚見を申し述べたいと思います。

 単刀直入に申しあげますと、名張市立図書館の評判は必ずしも良好なものではなく、そのためネーミングライツパートナーを募集しても、平成28年同様、応募がゼロに終わる公算がきわめて大きいと判断されます。

 具体的な例をあげますと、「市長への手紙」を通じてお手数をおかけした甲斐があり、昨年9月21日、名張市立図書館が長く図書寄贈などのご協力をかたじけなくしていた慶應義塾大学推理小説同好会OB会有志のかた数人に名張市立図書館までおいでいただき、寄贈図書の活用などについて話し合っていただきましたが、そのおり、OB会のおひとりから、

 「私たちは名張市には、もうさじを投げています」

 とのお言葉をたまわりました。

 では、ここで質問です。

 慶應義塾大学推理小説同好会OB会のみなさんは、どうして名張市にさじをお投げになったのでしょうか。

 昨年9月21日、この言葉をその耳で直接お聞きになった教育次長と図書館長のお答えをお願いいたします。

 むろん、顧みて思い当たることがないのであれば、その旨をお知らせいただければと思います。

 逆に、思い当たるのであれば、さじを投げられっぱなしでいいとお思いなのか、よくないとお思いなのか、もしもよくないとお思いなのであれば、よくない点を改善するためにはどうすればいいとお考えなのか、といった点につきましても、教育次長と図書館長のお答えをいただきたく思います。

 さて、上の例からもわかりますとおり、名張市立図書館の、ひいては名張市の評判はあまり良好ではないと判断されますので、名張市立図書館のネーミングライツパートナー再募集もかんばしからざる結果に終わることが目に見えていると申しあげざるを得ませんが、名張市立図書館は全国でただひとつ、ほぼ半世紀にわたって乱歩関連資料を収集してきた図書館なのですから、その点を全面的に押し出して再募集すれば、パートナーとして名乗りをあげてくれる法人も出てくるのではないかと愚考する次第です。

 そのあたりの点に関しても、教育次長と図書館長のお考えをお聞かせいただければ幸甚です。

 よろしくお願い申しあげます。

 どうして名張市にさじをお投げになったのか、という問題について記しますと、どうしてもこうしてもありません。

 寄贈していただいた本を二十年も地下書庫に死蔵してうんともすんともいわなかったんですから、たいていの人はさじの一万本や二万本、束になって投げてくださるであろうなと推測される次第です。

 しかし、いくらさじを投げられても平気の平左で蛙のつらにお小水なのがお役人と呼ばれる不思議な種族です。

 その場しのぎさえできりゃみなさんそれでご満足なんですけど、たまにゃその場しのぎの後日談でもお聞かせいただこうか、みたいな感じで、名張市はどうしてさじを投げられたのかな? みたいなことをちょいとお聞きしてみました。

 しかし名張市の場合、なにしろ知性にはまるで無縁な土地柄ですから、お役所の人たちに過大な期待をしていただいてもまことに心苦しいことながらむなしいばかり、昨年9月、慶應義塾大学推理小説同好会OB会のみなさんがおいでくださった機会に確認したところでは、同OB会から図書寄贈を受ける話がまとまった当時の名張市立図書館の館長さんは、それ以前は市内の市立幼稚園の園長先生をしていらしたかたでした。

 私が乱歩資料担当嘱託を拝命したときの館長さんも同じかたでしたが、図書館のことも本のことも何もご存じなく、そもそも名張市立図書館の歴史において図書館のことや本のことにくわしい館長さんなんてただのひとりもいなかったと断言してもいいように思います。

 それにそもそもお役所ってのはよく指摘されるごとく厳然たる前例踏襲の世界ですから、乱歩関連資料の収集にしても、寄贈図書の活用にしても、最初にちゃんと決めるべきことを決めておかないことには、無茶苦茶ぐだぐだなまま二十年でも五十年でも平気の平左で過ぎてしまいます。

 それでわれらが名張市立図書館、決めるべきことをいっさい決めず、というか、何を決めればいいのかまるで理解できず、というより、何かを決めなければいけないということにとんと考えが及ばず、そのせいでいろんなみなさんの期待を裏切りつづけながらこんにちに至っているわけなんですけど、これはいまさらどうしようもないことなんだろうなと思われます。

 いやほんとに困ったことだなあ。
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