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Nabari Ningaikyo Blog
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Posted by 中 相作 - 2018.02.11,Sun

 お寒うございます。

 このエントリのつづきでございます。

 2018年1月31日:寒中お見舞い申しあげます

 どうせまともなお答えは頂戴できぬであろうと思い、こんなことも記しておきました。

 2018年2月4日:立春早春賦

 新聞記事は収集対象ではありません、という回答が返ってくる、という予想に一万ガバス賭けたのですが、なんのなんの、こちらの想像力なんか軽く蹴散らされてしまいました。

 とりあえず、2月8日に頂戴した回答をごらんいただきましょう。

 中 相作 様

 市長への手紙をお寄せいただきありがとうございました。
 お尋ねのありましたことについて、以下のとおり回答させていただきます。

●河出書房新社『花森安治』について「旧版とリニューアル版(増補新版)とを別の資料と考え収集対象としました」との判断が妥当であったと考えるのか否か、お答えいただきたいと思います。

 旧版とリニューアル版(増補新版)の内容紹介を比較し別の資料と考え収集対象と判断しました。

●視聴覚資料、コミック、定期購読以外の雑誌を除外するという原則ないしはルールはどういった根拠にもとづいて設定されているのか、具体的にご説明ください。

 1月15日付で回答いたしましたように、資料の収集にあたっては当然予算の制約を受けることから、その制約の中で資料の収集を行うことになります。市立図書館においても、限られた予算の中で多くの市民の皆さんに図書館を利用していただけるよう幅広く資料収集を図る必要があることから、乱歩関係資料についても図書を中心に資料収集を行っています。

 ●乱歩関連資料であると認識しながら視聴覚資料やコミックを収集しないことの責任は、いったいどうお考えでしょうか。

 先の回答とも重複しますが、資料の収集にあたっては当然予算の制約を受けることから、乱歩関係資料についても一定の基準を設けて資料の収集を行っているところです。

 ●1月28日の朝日新聞にこんな記事が掲載されました。伊賀版では30日の掲載でしたが、この記事に関して名張市立図書館はどう対処したのか、その点もお知らせいただきたいと思います。

 1月30日付朝日新聞三重版に掲載された情報をもとに、国立国会図書館オンライン(雑誌記事索引)で、論文名、掲載誌等の書誌情報を確認しました。乱歩関係資料であると同時に三重県に関係する資料でもあるので、掲載誌の購入手続きを進めています。

 平成30年2月8日
 名張市長 亀井利克

 なんだかひどいなどうも。

 たいていの人間ならこのあたりであほらしくなってしまってお役人なんか相手にしなくなるものなんですけど、なんのなんの、私は違います。

 行くところまで行きます。

 なんともしつこい性分に見えるかもしれませんが、あたぼうだい、巳年の生まれよ。

 でもって本日、名張市公式サイト「市長への手紙」を利用して次のごとき文面を送信いたしました。

 件名は「まともなお答えをお願いします」。

 お世話さまです。

 いつもご丁寧なお答えをたまわり、あらためてお礼を申しあげます。

 お答えをたまわるのはまことにありがたいのですが、お聞きしたことに対するまともなお答えが頂戴できればさらにいっそうありがたく、重ねて再質問をお送り申しあげる次第です。

 以下、「↓」と「↑」で挟んだテキストは2月8日付メールでお送りいただいたご回答の引用です。


●河出書房新社『花森安治』について「旧版とリニューアル版(増補新版)とを別の資料と考え収集対象としました」との判断が妥当であったと考えるのか否か、お答えいただきたいと思います。

 旧版とリニューアル版(増補新版)の内容紹介を比較し別の資料と考え収集対象と判断しました。


 まともなお答えをお願いします。

 「収集対象と判断しました」とおっしゃるその判断が妥当であったとお考えなのかどうか、その点をお聞きしております。

 市立図書館が現場の判断としてリニューアル版を購入したわけですが、1月31日付「市長への手紙」にも記しましたとおり、名張市の財政事情の厳しさや名張市立図書館による乱歩関連資料収集のずさんさに鑑みて、リニューアル版を購入したことははたして妥当であったのか、そうではなかったのか、その点の市長判断をお聞きしております。

 お答えをお願いいたします。

 お答えは、妥当か否かの二者択一でお願いします。


●視聴覚資料、コミック、定期購読以外の雑誌を除外するという原則ないしはルールはどういった根拠にもとづいて設定されているのか、具体的にご説明ください。

 1月15日付で回答いたしましたように、資料の収集にあたっては当然予算の制約を受けることから、その制約の中で資料の収集を行うことになります。市立図書館においても、限られた予算の中で多くの市民の皆さんに図書館を利用していただけるよう幅広く資料収集を図る必要があることから、乱歩関係資料についても図書を中心に資料収集を行っています。


 まともなお答えをお願いします。

 お聞きしているのは根拠です。

 図書を優先して視聴覚資料やコミックをネグレクトする根拠はどういうことなのか、その点をお聞きしております。

 すでに所蔵している書籍のリニューアル版を購入するよりは、視聴覚資料やコミックを購入するべきだという意見も当然あるものと思われますが、いかがお考えでしょうか。

 お答えをお願いします。

 お答えいただくのが難しいようでしたら、二者択一の問題に単純化してお聞きいたします。

 視聴覚資料やコミックより図書を優先して収集していることに根拠はあるのか、ないのか、二者択一でお答えをお願いします。


 ●乱歩関連資料であると認識しながら視聴覚資料やコミックを収集しないことの責任は、いったいどうお考えでしょうか。

 先の回答とも重複しますが、資料の収集にあたっては当然予算の制約を受けることから、乱歩関係資料についても一定の基準を設けて資料の収集を行っているところです。


 まともなお答えをお願いします。

 基準の有無についてお聞きしているわけではありません。

 名張市立図書館は、乱歩関連資料として収集すべきであると貴職も認識していらっしゃる視聴覚資料やコミックを、理由はどうあれ収集していないわけです。そのことの後世に対する責任をどう考えているのか、その点の市長判断をお聞きしております。

 お答えをお願いいたします。

 お答えいただくのが難しいようでしたら、名張市立図書館が視聴覚資料やコミックを除外して乱歩関連資料を収集しているのは妥当なことであるのかどうか、という点に単純化してお聞きすることにしたいと思います。

 妥当か否か、二者択一でお願いします。


 ●1月28日の朝日新聞にこんな記事が掲載されました。伊賀版では30日の掲載でしたが、この記事に関して名張市立図書館はどう対処したのか、その点もお知らせいただきたいと思います。

 1月30日付朝日新聞三重版に掲載された情報をもとに、国立国会図書館オンライン(雑誌記事索引)で、論文名、掲載誌等の書誌情報を確認しました。乱歩関係資料であると同時に三重県に関係する資料でもあるので、掲載誌の購入手続きを進めています。


 お願いです。

 お願いですからまともなお答えをお願いいたします。

 私がお聞きしたのは新聞記事そのものについてです。

 記事に記されていた雑誌のことをお聞きしたわけではありません。

 お答えをお願いいたします。

 お答えいただくのが難しいようでしたら、1月30日付朝日新聞伊賀版に掲載された当該記事は乱歩関連資料として収集すべきかどうか、という点に単純化してお聞きすることにいたします。

 収集対象なのか、そうではないのか、二者択一でお願いします。

 以上です。

 よろしくお願い申しあげます。

 それにしてもお役人ってのはひどいもんでがしょう?

 ほんと、やんなっちゃう。
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