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Posted by 中 相作 - 2018.01.13,Sat
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平成30・2018年1月9日 キッチュ
中谷美紀が耽美と闇の世界に生きる女盗賊“黒蜥蜴”に!
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平成30・2018年1月9日 キッチュ
中谷美紀が耽美と闇の世界に生きる女盗賊“黒蜥蜴”に!
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(2018年 1月 9日)
中谷美紀が耽美と闇の世界に生きる女盗賊“黒蜥蜴”に!
舞台「黒蜥蜴」公開ゲネプロ
[ムビコレNEWS] 中谷美紀が耽美と闇の世界に生きる女盗賊“黒蜥蜴”に挑戦した話題の舞台「黒蜥蜴」。1月9日より日生劇場にて上演となるこの作品の公開ゲネプロが1月8日に同劇場にて行われた。
・舞台「黒蜥蜴」公開ゲネプロ、その他の舞台写真
本作は江戸川乱歩の長編探偵小説を、三島由紀夫が戯曲化したもの。三島の残した戯曲の中でも最高傑作の1つとされており、「美」に執着する女盗賊“黒蜥蜴”と名探偵“明智小五郎”が繰り広げる耽美と闇の世界が描かれている。
演出は、日本でも「テレーズ・ラカン」「ナイン」「ETERNAL CHIKAMATSU」など、数多くの舞台を手掛けている英国人演出家デヴィッド・ルヴォー。彼の魔法のような演出によって「黒蜥蜴」が、誰も見たことがないグロテスク・ビューティーな世界へと生まれ変わった。
中谷が純粋な美に生きる主人公の女盗賊“黒蜥蜴”役、黒蜥蜴の好敵手であり運命の恋人、探偵“明智小五郎”役に井上芳雄が扮する。ほかに、黒蜥蜴の部下“雨宮”役に成河、さらに相楽樹や朝海ひかる、たかお鷹らが名を連ね、作品発表以降、何度も舞台化されてきたこの名作に挑む。
黒蜥蜴(緑川夫人)役の中谷は、本作出演に「ルヴォーさん主催の演劇学校に、出演料を頂戴して通わせていただいたような、充実したお稽古を経て、いよいよ初日を迎えることになり、少々緊張しておりますが、『一字一句誤りの無い完璧な台詞で感情がこもっていないよりも、物語を生き、感情の発露によって多少台詞が乱れても、後者の演劇を観たいと思う。もちろんだからと言って、台詞をないがしろにしていいという訳ではないけれど』とおっしゃったルヴォーさんの言葉を信じて、井上芳雄さんをはじめとする共演者の皆さんの言葉に耳を傾け、表情を見逃さず、心と心の対話を最も大切に演じたいと思います。高尚なものと低俗なもの、喜劇と悲劇、美しいものと醜いもの、愛と憎しみ、エロスとタナトス、相反する2つの世界が混じり合い、拮抗し合う三島ワールドをぜひご覧いただきたいです」とコメント。
明智小五郎役の井上は「ルヴォーさんとカンパニーのみんなと、この『黒蜥蜴』の世界にいられることが最高に幸せです。悲しいほどに美しい美紀さんの黒蜥蜴とご一緒できるのも光栄です。早く、皆さんに見て頂きたい。きっと今まで見たことのない、でも、心の奥ではどこかで知っていた愛の世界がそこにあるはずです!」と述べている。
舞台「黒蜥蜴」は1月9日より日生劇場にて、2月1日より梅田芸術劇場メインホールにて上演となる。
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