Nabari Ningaikyo Blog
Posted by 中 相作 - 2017.09.27,Wed
信じていただけないかもしれませんが、これは本当のおはなしです。
本を送ってくださいと頼まれたから十七年間にわたってせっせと送ったんだけど突然もう本は送らないでくださいと断られてしまって送った本はずーっと死蔵されたまま、みたいな。みたいなことを記していると、名張市立図書館のカリスマ嘱託として精励恪勤していたころに直面したさまざまな理不尽を思い出してどす黒い怒気がふくれあがるのを抑えることができなくなってしまいますが、さらにひどいおはなしを記しますと、長きにわたるものでは平成6・1994年以来二十三年間も名張市立図書館の地下書庫に死蔵されていた寄贈図書がどうしていまごろになって図書館情報システムへの登録だの図書への装備だのといった騒ぎになっているのか、そのきっかけはなんだったのかと、これは私が9月21日木曜、名張市立図書館における話し合いの場で図書館サイドに問いただしたのですが、返ってきた答えは驚くべし、福島県の乱歩ファンのかたの「市長への手紙」です、とのことでした。
そんなあほな。
寄贈図書の件はもっと以前からの懸案だったではないか。
たとえば、見事なまでの大失敗に終わったまちなか再生事業をめぐる名張市議会の一般質問でもとりあげられておった。
▼名張まちなかブログ:市議会の乱歩 2007(2008年3月16日)
上のエントリにもあるごとく、平成19・2007年の3月定例会において名張市長が、
「なお、寄附を受けております推理小説等数千冊、あるいは乱歩の関連資料などの活用につきましても、あわせて検討を進めてまいりたいと思っております」
と明言していらっしゃるではないか。
十年も前に神聖な議場で約束された検討とやらは、その後いったいどうなったのかな。
検討なんて、ただの一度も進められなかったのではないのかな。
もしも進められたのであれば、検討はしましたけど寄贈図書なんかほっとけ、という結論に至りましたのでずーっとほったらかしにしておりました、という結果に終わったと考えるしかありゃしません。
いったいどうだったのであろうな。
じつは当方、ここへ来て寄贈図書をめぐる動きが出てきたのは、昨年12月定例会の一般質問がきっかけかと思い、このブログにもそれを記した。
▼2017年7月17日:大うそつきなのか単にばかなのか
ところが、そうではなかった。
きっかけは、なんと福島県にお住まいの乱歩ファンのかたから届いた「市長への手紙」であったらしい。
冗談じゃねーぞすっとこどっこい。
ここ名張市のお役人はあれか、市長や議員が何をいっても柳に風と聞き流すだけだが、遠く福島県に住む人からちょっと問い合わせがあっただけで急にあたふたと二十三年間もほったらかしだった作業に着手するというのか。
どいつもこいつもとっととくたばっちまえよばーか。
いやどうもほんとにすいません。
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