Nabari Ningaikyo Blog
Posted by 中 相作 - 2017.09.03,Sun
すっかり秋らしくなりましたが、こちら名張市です。
8月25日付のウェブニュースです。産経ニュース
2017.8.25 07:07
名張市の28年度決算、財政指標さらに悪化
名張市は24日、都市振興税を導入後、初となる平成28年度一般会計の決算を発表した。財政難を抱える同市は同税による約8億5千万円の収入により単年度の黒字は確保したが、財政構造の弾力度を示す経常収支比率など財政指標はさらに悪化した。
一般会計の決算は、歳入267億4921万円、歳出264億7151万円。繰り越し費用を除く実質収支は2億6870万円の黒字となった。都市振興税は、固定資産税の標準税率(1・4%)に上乗せされる0・3%分の独自課税で、財政難により28年度から5年間の実施が決まっている。
この日の記者会見で、亀井利克市長は「黒字を確保できたのは都市振興税導入の効果」と話した。
決算によると、経常収支比率は99・7%。同比率は、義務的経費(人件費、扶助費、公債費など)の一般財源に占める割合を示す指標で、27年度から1・1ポイント悪化。全国1718市町村の平均は90・0%(27年度決算ベース)で、数字が高いほど基金への積み立てや新規事業への投資が制限される。
財政規模に対する負債の大きさを示す同市の将来負担比率は194・4%と27年度から14・6ポイント悪化。県内29市町で最も高く、平均の23・9%(27年度決算ベース)を大きく上回っている。
市の財政担当者によると、現在は「元金を返す以上の金額は借り入れない」という規律を守っており、公債費は減少していく見通しだが、それを上回るペースで福祉関係の扶助費が増加、財政健全化へ難しい舵取りが続いている。
名張市の財政は、一般企業にたとえていえば、固定費だけでほぼいっぱいいっぱい、みたいな状態です。
とてもじゃないけど、乱歩のことにはまるで手が回りません。
そしてこちら、名張市立図書館が平成28・2016年度に収集した乱歩関連資料のリストです。
はっきりいって、これが江戸川乱歩リファレンスブック全三巻で世の乱歩ファンに快哉を叫ばしめた名張市立図書館の実態です。
昨年度の収集資料、どんな基準で選ばれたのかは不明ですが、というか、基準など存在していないのですが、単に乱歩の単著だけをざっと拾っても、文庫本で『孤島の鬼』『怪人二十面相 私立探偵明智小五郎』『少年探偵団 私立探偵明智小五郎』『妖怪博士 私立探偵明智小五郎』『乱歩の猟奇 江戸川乱歩セレクション』、単行本では『英語で読む江戸川乱歩短篇集』といったあたりは、ゴマブックスの本を買うのであれば、当然収集してなきゃならぬところでしょう。
以前からお知らせしておりますとおり、名張市立図書館はもうだめで、乱歩からすっぱり手を引くべきだと思われる次第ですが、せっかく収集した乱歩関連資料、ただ死蔵しているだけではいかにももったいない話ですから、どこか公的な施設に一括寄贈して、収集と保管、活用を継続してもらえないものかしら、と、少し以前から夢みたいなことをぼんやり考えている次第です。
しかし、このご時勢だからなあ。
ところで、慶應義塾大学推理小説同好会OB会のみなさんには、たぶん今月下旬に当地へお運びをいただくことになりそうで、名張市に対して週明けに日程調整をお願いするつもりです。
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