Nabari Ningaikyo Blog
Posted by 中 相作 - 2017.04.24,Mon
自分はいったい何をしたのかと振り返ってみますに、これすなわち、本や雑誌を整理するために小さな納屋をつくったらいろいろ物入りで本や雑誌を買い求める余裕がなくなってしまった、ということなのかもしれません。
げんにたとえば国書刊行会の新編日本幻想文学集成、乱歩が収録された巻も買いそびれたまま木の芽どきに突入してしまいました。ただまあ、ほんとに、もうばかみたいに必死になって乱歩の本を身柄確保しつづけなくてもいいんじゃねーの? という気はいたします。
というか、気がしてしかたありません。
乱歩関連の本や雑誌を引き受けて末永く保存活用してくれる公的施設があれば話は別ですが、というか、そんな公的施設があるとすれば名張市立図書館がその筆頭なんですけど、そんな器用な芸当、あの図書館にはとても無理です。
だったら三重県立図書館は? というと、あそこも私同様に余裕がないみたいで、話はいささか旧聞に属しますが、昨年11月25日の中日新聞の記事、ちょっと必要があってスキャンした画像が残ってましたので、天下御免の無断転載。
三重県も伊勢志摩サミット押しつけられたりなんやかんやで大変みたいです。
毎日新聞の記事。
三重県
財政難 人件費31億円を削減 サミット負担重く
毎日新聞2017年2月6日 13時32分(最終更新 2月6日 23時50分)
伊勢志摩サミットで伊勢神宮内宮を訪問し、参道を歩く安倍晋三首相ら各国首脳=三重県伊勢市で2016年5月26日、代表撮影
17~19年度の3年で
三重県は、予算の財源不足を賄うため、2017~19年度の3年で人件費31億円の削減を県職員労組と県教職員組合に申し入れ、合意したことが6日、関係者の話でわかった。昨年5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)開催の負担などがのしかかり、厳しい予算編成を強いられた。県は今月中に県議会に一般会計当初予算案と関係条例の改正案を提出する見通し。
関係者によると、削減対象は、県職員と教職員、警察官の計約2万4000人の人件費。削減額は、管理職分が7億円、一般職員分が24億円となる。今後3年間にわたり、年2回の期末・勤勉手当(ボーナス)から減額する。16年度の人件費は2227億円だった。
県の財政は22年度の公債費償還のピークを前に厳しさを増している。16年度のサミット関連予算は、国の補助を除いた県の負担は49億円余。うち約35億円に県債を充てた。
17年度一般会計当初予算案は総額7011億円の見通し。財源不足に苦しみ、県は1月中旬、両労組に「人件費を含む財政調整」の協議を申し入れた。11年の鈴木英敬知事就任後、人件費削減は3回目となり、両労組は反発していたが、「断腸の思いで妥結」(県職員労組)した。【田中功一、井口慎太郎】
財政難に対処するに、三重県は人件費の削減という最後の手段に訴えましたが、名張市は固定資産税の税率引き上げという意想外の手法をくり出しました。
しかしまあ、そうでもしないことには前市長のセックススキャンダルに幕引きもできなかったわけだからなあ。
なんか、名張市ってもう無茶苦茶じゃね?
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