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Posted by 中 相作 - 2017.04.06,Thu
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朝日新聞デジタル
平成29・2017年3月30日 朝日新聞社
(つれづれ彩時記)「大大阪」妄想紀行:2 橋爪節也
橋爪節也
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平成29・2017年3月30日 朝日新聞社
(つれづれ彩時記)「大大阪」妄想紀行:2 橋爪節也
橋爪節也
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(つれづれ彩時記)「大大阪」妄想紀行:2 橋爪節也
2017年3月30日16時43分
開館当時の朝日会館「公演場」=1926年撮影
■水都に降りたエジプトの神々
名探偵と怪盗が大阪のエッフェル塔こと通天閣で対決する江戸川乱歩の「黒蜥蜴(くろとかげ)」。怪盗のねらいは巨大なダイヤモンド「エジプトの星」だった。明治の地理教科書にスフィンクスの挿絵が載るし、欧州への船旅でスエズ運河を通り、多くの人がカイロに立ち寄ったはずだ。エジプト趣味は身近だったのかもしれない。我らモダン都市のイメージ探偵団も、それを探りに「大大阪」を駆け抜けよう。
◇
最初に行くのが道頓堀だ。大正中期の雑誌「道頓堀」(道頓堀雑誌社)に描かれた芝居町のイラストにエジプトを発見した。戎橋より東側、現在のかに道楽の辺りに家具の「エジプト屋」の看板があり、同誌に広告「エヂフト屋 浪花座前 電南三七五九」もある。残念ながらさすがに電話はつながらない。
大正12(1923)年の松竹…
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朝日会館「公演場」舞台脇の装飾のアップ=1926年撮影
朝日会館「公演場」舞台脇の壁の装飾=1926年撮影
朝日会館「公演場」の舞台を縁取る装飾の一部=1926年撮影
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