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Posted by 中 相作 - 2011.07.22,Fri

ウェブニュース

 

神戸新聞

 平成23・2011年7月20日 神戸新聞社

 

文豪・谷崎をしのぶ 芦屋で24日に「残月祭」

 田中真治

 Home > 阪神・北摂 > 記事

 

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文豪・谷崎をしのぶ 芦屋で24日に「残月祭」

 

 神戸・阪神間で一時期を暮らした文豪谷崎潤一郎(1886~1965年)をしのぶ恒例の「残月祭」が24日、芦屋市業平町、ルナ・ホールで開かれる。江戸川乱歩の孫にあたる平井憲太郎さんらを招いてシンポジウムを開催、谷崎文学とミステリーの関係にスポットを当てる。

 

 残月祭は、谷崎の縁者で晩年の代表作「瘋癲老人日記」のモデルとされる渡辺千萬子さんが、誕生日に合わせ、経営する京都のカフェで始めた。渡辺さんが谷崎の資料を寄贈したことを機に会場を芦屋に移し、25回目となる。

 

 今回は「妖しの世界への誘い」と題し、谷崎文学と探偵小説について研究してきた芦屋市谷崎潤一郎記念館の永井敦子学芸員(39)が企画した。

 

 関西出身の探偵小説の二大巨匠・江戸川乱歩と横溝正史に谷崎の初期短編などが与えた影響や交流について、ミステリー作家の有栖川有栖さんが講演。続いて平井さんと横溝資料を所蔵する二松学舎大の山口直孝教授が加わって討議する。

 

 「従来あまり知られていない観点に関心が集まれば」と永井さん。

 

 午後1時半~3時半。定員600人。1800円。申し込みは同館TEL0797・23・5852。メール(ashiya-tanizakikan@rhythm.ocn.ne.jp)でも受け付ける。

 

(田中真治)

 

(2011/07/20 09:00)

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