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Posted by 中 相作 - 2017.03.29,Wed
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中日新聞 CHUNICHI Web
平成29・2017年3月26日 中日新聞社
松本兄弟が頂点 名張・乱歩記念感想文コンクール
帯田祥尚
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平成29・2017年3月26日 中日新聞社
松本兄弟が頂点 名張・乱歩記念感想文コンクール
帯田祥尚
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2017年3月26日
松本兄弟が頂点 名張・乱歩記念感想文コンクール
兄の颯太朗さん(左)と弟の大地君。乱歩が描く登場人物の活躍に兄弟で夢中になった=名張市南町で
名張ロータリークラブ(RC)が主催した「江戸川乱歩記念 小・中学生ミステリー感想文コンクール」で、地元の兄弟が小学生の部と中学生の部でそれぞれ最優秀賞を受賞した。怪人二十面相と名探偵明智小五郎の対決を軸に、少年探偵団の活躍を描く作品の魅力を、四百字詰め原稿用紙四~五枚に書き上げた。
兄弟は、名張中学校一年松本颯太朗さん(13)と名張小学校四年大地君(10)。颯太朗さんは「奇面城の秘密」、大地君は「怪人二十面相」を読み、それぞれ特に面白いと感じた場面をまとめた。ともに予想を裏切る展開の妙を紹介しながら「さすが明智小五郎」「さすが二十面相」と膝を打った読書体験が浮かび上がる。
「奇面城の秘密」は、変装のレパートリーを増やし名を改めた「四十面相」のアジトに少年探偵が忍び込む物語で、颯太朗さんは「自分が冒険している気になった」と引き込まれた。少年探偵の活躍で四十面相が逮捕される場面をハイライトに選び、「この場面を読んでいる間、ずっとドキドキしっぱなしだった」と感動をつづった。「面白いところを書きだしていったら、その面白さをもう一度味わえた」と話す。
兄の影響で「怪人二十面相」を手に取った弟の大地君。感想文では「僕が二十面相だったら」と、自らの予想を織り交ぜながら展開を記し、「二十面相が想像を上まわる手口で宝石をぬすんでいった」と驚きを表現した。
兄の颯太朗さんが初めて読んだ乱歩作品は、小学五年生のころ学校の図書室で見つけた「怪人二十面相」。八十年前の作品だが「古さを感じない」と読みふけり、それから三年で出版社がまとめた二十六巻シリーズの半数を読破した。
母明子さん(43)は二人が幼いころから絵本の読み聞かせに力を入れてきた。自分が読んだことのない乱歩作品に夢中になったことに驚いたものの「コンクールで感想文を書こうと思ったから、それだけじっくり読み込めたのでは」と、子どもたちの成長を実感した。
(帯田祥尚)
<江戸川乱歩記念 小・中学生ミステリー感想文コンクール> 名張RCの結成50周年と旧名張町生まれの江戸川乱歩を記念し、2013年に始まった。乱歩作品以外の感想文も受け付けており、昨年末から今年1月にかけて募集した第3回には、名張市と伊賀市青山地区の小中学生173人から応募があった。授賞式は今月27日、名張市の名張産業振興センター・アスピアで開かれる。
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