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Nabari Ningaikyo Blog
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Posted by 中 相作 - 2011.07.19,Tue

 台風、どうじゃな?

 

 YouTubeに、増水した名張川の動画が投稿されていた。

 

 

 きのうアップロードされた動画だけど、なんか、みてるだけでこわいよね。

 

 なんにもおぼえてないんだけど、なんとなく、伊勢湾台風を思い出すよね、っていいたくなるよね。

 

 ともあれ、この台風はかなりの勢力らしいゆえ、どなたも存分にご注意めされよ。

 

 さて、台風にもめげず、しっかり考えよう。

 

 しかし、なにを考えればいいのやら、それがよくわかんなくなってるので、過去のエントリをざっとながめてみた。

 

 考えていたのは、名張市立図書館が乱歩関連資料を収集しているそもそもの目的はなんじゃいな、ということであった。

 

 むろん、そんなものはありゃせん。

 

 しかし、ありゃせん、というのは、不肖サンデーの推測にすぎない。

 

 名張市立図書館に確認したわけではない。

 

 じゃから、市長判断を仰ぐ前に、そのあたりのことを確認しといたほうがいいかな、みたいなことを、ぼんやりと考えておったのが7月10日のことであった。

 

 以来、暑い日がつづいたせいなのかどうか、考えることを放棄してしまったのだが、いまあらためて考えてみて、やっぱそんな確認は不要じゃろう、と結論した。

 

 乱歩関連資料収集の目的は? とか尋ねても、まともな答えなんてないに決まっとる。

 

 な。

 

 名張市役所のみなさんも、きっとそうじゃろう。

 

 なーんも答えられんやろ。

 

 それがそのまんま、名張市立図書館のレベルなんよ。

 

 不肖サンデー、いつであったか、ノービジョン、ノープラン、ノーアイデア、と名張市をこきおろした。

 

 検索してみたら、このエントリであった。

 

 名張まちなかブログ:乱歩のことを考える(て)(2010年6月21日)

 

 流れとしては、名張市公式サイトにこんなページがあるのを発見した。

 

 名張市:窓口一覧 > 広報対話室 > 市長への手紙 > お寄せいただいた主なご意見と回答 > 平成21年度 > まちづくり > 「まちなか再生」事業について(10月6日受付)

 

 ちなみにゆうとくと、この「市長への手紙」を書いたのは不肖サンデーではない。

 

 名張市のまちなか再生事業について、「多額の税金を投入し」たというのに、「財政難の上に『税金のムダ遣い』をした行政の不作為の印象がある」みたいなことを感じていた市民は、もとより数は少ないはずだけど、確実に存在していたのである。

 

 で、不肖サンデー、こう記した。

 

 大山鳴動して鼠一匹、とはこのことであろう。わざわざ名張地区既成市街地再生計画策定委員会なんてのをつくってプランをまとめ、ご丁寧にも名張まちなか再生委員会なんてのをつくっていいだけ大騒ぎしたあげく、あとに残ったのが「一過性のイベント開催場所」とか、「『何らの観光資源にもならない』公園」とか、もう笑う気もせん。名張市はいったいなにを考えておったのであろうか。いやまあ、なにも考えておらなんだのである。この手紙にも、「行政の不作為」と記されているくらいである。なにも考えることなく、ただただ税金を無駄につかった、といったところか。ノービジョン、ノープラン、ノーアイデア、この三拍子がそろっておるようじゃな。きゃはは。ばーか。

 

 このノービジョン、ノープラン、ノーアイデアこそは、はっきりいって名張市名物と呼んでいいものではないか。

 

 名張市立図書館もまた、たしかに三拍子がそろっておるのじゃ。

 

 まず、乱歩関連資料を収集するにあたって、なんの目的もない、というのがノービジョン。

 

 さらに、なにを収集すればいいのやら、みたいなことがまるで決められない、というのがノープラン。

 

 はたまた、収集した資料をどうすりゃいいのよ、といったことなど見当もつかない、というのがノーアイデア。

 

 ちょっとこじつけめくけど、以上のようなことがいえるのではないか。

 

 いやいや、もうひとつ、ノーチェック、っつーのも加えるべきやろな。

 

 ふつうならありえねー、みたいなことが、ふつうにあって、それはほんと、名張市立名張小学校のよい子たちにもふつうにできるはずのことなんだけど、そんなあたりまえのことが全然できてない、というありえねーことがふつうに、しかもたくさんあるというのに、それが、だれからも、どこからも、チェックされておらんのよね。

 

 そういえば、まちなか再生事業もそうであったな。

 

 完全なノーチェックであった。

 

 いやいや、ひとり不肖サンデーだけは、桝田敏明先生のご遺族から寄贈していただいた桝田医院第二病棟の関係もあったので、一般市民として可能なかぎりチェックを入れ、適切で時宜にかなったアドバイスを惜しみなく送ってさしあげたというのにさ、名張市役所のあほのみなさん、なにゆうてやっても聞きやがらんのよ。

 

 そりゃまあ、われらが名張市、思いつきと癒着結託を両輪として市民不在の市政を展開しておるのじゃから、一般市民がなにゆうてやったって知らん顔するのは当然といえば当然のことじゃろうが、こちらは住民監査請求までかまして名張市のインチキを指摘し、正しい道を示してやったというのになあ。

 

 そうじゃ。

 

 住民監査請求のことを忘れておった。

 

 あの一部始終も、やっぱ漫才にして記録しとくべきではないか。

 

 じつはきれいさっぱり忘れておったのじゃが、かりに一連の騒動を漫才に仕立てるとなれば、それはもう住民監査請求のことを話題にせんわけにはいかんじゃろう。

 

 それに、このところ、調子がよろしい。

 

 感情がいきいきとしている。

 

 げんについさっき、「名張市役所のあほのみなさん、なにゆうてやっても聞きやがらんのよ」と書いたあたりでは、はらわたが煮えくり返っておったからな。

 

 なんなんだなんなんだ。

 

 なんなんだこの名張市とかいうインチキ自治体の腐れ公務員がこらこのこいつらこのばかどもはいったいなんなんだこら、なーにが「現段階では乱歩にかんして外部の人間の話を聞く考えはない」だこら。

 

 こらこら。

 

 こらこらこらあッ。

 

 みたいな感じで、3・11以前とほぼおなじ調子で激怒することができるようになったという手ごたえがあって、してみると、不肖サンデーの芸風もほぼ以前どおり、ということになってきているのではないか。

 

 しかも、なおかつ、ありがたくもうれしいことに、日本時間昨日早朝のなでしこジャパンの快挙によって、日本人の感情の水位はいちだんと上昇したとみるべきではないのか。

 

 いやー、時代の風は漫才に吹いとるぞおッ、とか思い、なでしこジャパンの記事を確認するためにたったいま、ニュース系サイトにアクセスしてみた不肖サンデー、原田芳雄さんの訃報に接して愕然とした。

 

 時事ドットコム:原田芳雄さん死去=個性派、映画やドラマで活躍

 

 いやー、まいった。

 

 ほんとにまいった。

 

 日活ニューアクション時代からのファンとしては、ほんとにまいった。

 

 感情の水位が垂直に急降下した。

 

 今年はいったい、なんという年なんじゃ。

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