わからぬ。
ほんとうにわからぬ。
名張市立図書館がどうして、はじめの第一歩から大きくまちがってしまったのか、不肖サンデーにはほんとうにわかんない。
見当もつかない。
おとといも書いたけど、考察することなどとても不可能だ。
しかし、名張市役所のみなさんにも、名張市立図書館が最初からまちがっておった、ということはおわかりいただけたのではないかしら。
どうしてまちがえたのかはわからねど、とにかくまちがえてしまった、という事実は明々白々なり。
明々白々なり、と不肖サンデーは思うんだけど、かんじんの名張市役所のみなさんは、いったいどうお思いであろうか。
みなさんにあれこれのことを心ゆくまで理解していただくための平熱教室なんだけど、あんまし理解できねーずら、とかいわれたら、サンデー困っちゃう。
念には念を入れて確認しておこう。
名張市立図書館はいったい、どんなまちがいを犯したのか。
名張市役所のみなさん、おわかりかしら。
ひとことでいうと、なにも考えようとしなかった、というまちがいを犯した。
本来であれば、えーっと、図書館ってなにするとこ? みたいな基本的なことからひとつひとつ、礎石を積むようにがっちり考えを固めてゆくことが必要だったのだが、そんなことはいっさいしようとせず、そこらで聞きかじった資料収集ということばにいきなり飛びついてしまって、そのあともまた、なにも考えようとしなかった。
ただ単に、乱歩関連資料を収集する、という思いつきだけがあって、しつこくしつこく書くけれど、なにを目的として収集するのか、どんな資料をどうやって収集するのか、収集した資料をどう活用するのか、そういうことはなにも考えようとしなかった。
おっかしいなあ、
どうしてなにも考えようとしなかったのかなあ。
そのあたりのことは名張市立図書館の初代館長にお訊きしなければようわからんわけだが、お訊きしてもようわからんかもしれんなあ。
しかしまあ、実際のところを記してしまえば、なにも考えようとしないというのは、お役所的にはごくごくあたりまえのことなのである。
あたりまえというか、大正解なのである。
なにも考えない。
できるだけ働かない。
それがお役所のみなさんの合言葉である。
だから、名張市立図書館の開設当時の関係者が、思いつきをぶちあげただけでなにも考えようとしなかったのも、ごくごくあたりまえのことである。
うーん。
そうだよね。
お役所はなにも考えない。
それがお役所というところなのである。
だから、お役所的には、名張市立図書館はまちがいなんか犯していない、ということになるわけである。
うーん。
困った。
困った困った。
話がうまくまとまっておるではないか。
手前どもには考えなどございません、思いつきしかございません、というのは、たしかにそうであろうなあ。
名張市役所のみなさんには、思いつきしかない。
考える、なんてことはまったくない。
なあ、名張市役所のみなさんや。
みなさんはほんとにそうだもんな。
手前ども名張市は、思いつきと癒着結託を両輪として、市民不在の市政運営を鋭意進めております。
あらあらかしこ。
名張市って結局、そうだもんね。
だから、つい先日も、ちっとは考えたのかよすっとこどっこい、とかツッコミ入れられてたもんね。
この件だけど。
▼msn産経ニュース:名張市元斎場用地 最低価格1億2000万円で売却表明 三重(2011年6月6日)
なんなんだろうね。
名張市は九億八千万円で購入した土地を一億二千万円で販売することにいたしました~、差額の八億六千万円はどぶに捨ててしまいます~、よろしくどぞ~、みたいな話なんだけど、さすがに名張市議会のみなさんから、あの名張市議会のみなさんから、あのどうしようもない名張市議会のみなさんから、早ッ、あまりにも早ッ、ちっとは考えたのかよすっとこどっこい、みたいなツッコミが入って、「全協では市の方針に対する議会としての是非の態度表明は保留とした」ということらしいんだけど、こうなるとなんかもうね、あらあらかしこ。
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