きのうは失礼した。
おとといのつづきだ。
名張市立図書館の初動ミスを考察してみる。
名張市立図書館はなぜ、収集の目的やら、収集の方針やら、収集資料の活用やら、そんなことをなにひとつ考えることなく、手前どもは乱歩関連資料を収集いたします、とぶちあげてしまったのか。
なぜそんなことになってしまったのか。
いくらなんでもひどいではないか。
しかしまあ、名張市ってのはずーっとそうなの。
ここ名張市においては、乱歩ってのはずーっとそうであったの。
ずーっとそんなものでしかなかったの。
名張市が手がけてきた乱歩関連事業を、ざっと振り返ってみなさい。
不肖サンデー、なにしろこういうものである。
名張市の乱歩関連事業にゃ、ちょいとくわしい。
そのサンデー先生が自信をもって断言するんだけど、名張市の乱歩関連事業なんて、乱歩の名前を利用して小つまらぬ自己顕示欲を満足させればそれでOK、みたいなものでしかなかった。
それはまあ、しかたあるまい。
お役所のやることは、しょせんそんな程度のことであろう。
しかし、図書館がそんなことじゃ、ちょいとまずかろうよ、と不肖サンデーはゆうておる。
市長部局のどっかのセクションが、うわっつらをかいなでしただけのような乱歩関連事業を手がけるというのであれば、乱歩を読むことも、乱歩を知ることも、いっさいなしで事業を実施できるかもしれない。
しかしなあ、図書館はそんなわけにはいかんぞ。
乱歩を読まず、乱歩を知らず、しかしとにかくかっこはつけたい、とかそんなことゆうておってはいかんじゃろうが。
しかし、そんなことしかゆうとらんのじゃからなあ。
なんでそうなのであろうな。
ほんと、不肖サンデー、なんでそうなのか、教えてほしいあるよ。
かりそめにも図書館が、乱歩を重要なコンテンツのひとつにしたい、というのであれば、とりあえず乱歩を読もうとし、乱歩を知ろうとするはずではないか。
なぜ、それをせんのよ。
乱歩関連資料を収集します、とぶちあげたのであれば、まずやんなきゃなんないのは、乱歩がどんな作品を書き、どんな本を出したのか、それを調べることではないか。
なぜ、それをせんのよ。
そんなあたりまえのことを、なぜせんのよ。
あたりまえのことをなにもせず、乱歩賞受賞作を展示してみたり、乱歩作品の読書会を開いてみたり、なんでそんなことしかせんのよ。
考察もくそもないようじゃな。
あほのやることはようわからんぞ。
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