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Posted by 中 相作 - 2016.05.02,Mon
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朝日新聞デジタル
平成28・2016年4月28日 朝日新聞社
お寺で大仕掛け野外劇 「高さと危なさ日本一」
丹羽のり子
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平成28・2016年4月28日 朝日新聞社
お寺で大仕掛け野外劇 「高さと危なさ日本一」
丹羽のり子
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お寺で大仕掛け野外劇 「高さと危なさ日本一」
丹羽のり子
2016年4月28日16時56分
設営中の特設舞台=津市芸濃町
設営中の特設野外舞台
寺の境内に建設中の特設野外舞台
作・演出の桃山邑
大がかりな野外舞台で知られる東京の劇団「水族館劇場」が、津市芸濃町の寺の境内で新作「パノラマ島綺譚外傳 この丗(よ)のような夢」を5月5日から上演する。三重出身の江戸川乱歩の中編「パノラマ島奇談」に着想を得た幻想的な物語は、数トンの「水落とし」など大仕掛けなスペクタクル芝居だ。
「現代河原者」を自称する同劇団は、1987年結成。大八車に道具を積んで、閉山した九州の炭鉱の街を巡演したのが活動の始まりだ。野外劇に真骨頂を見せ、今回も高さ12メートルになる舞台を役者自らがつくる。「高さと危なさは日本一。劇場自体も作品です」と座付き作家で、建設労働者でもある桃山邑(ゆう)。「この土地でしかできない舞台を一からつくる。『東京からとんでもないものが来る』と少しずつ、地元の人が面白がってくれている気がしています」
主催の「芸濃町を芸濃い町にする会」を設立した中心メンバーの風俗ルポ作家・伊藤裕作さんは「長年、彼らの舞台に癒やされてきた。水族館劇場という装置を使って世界を見てもらえれば」。桃山は「鑑賞としての演劇ではなく、あくまで芸能だと思っている。おもてなしの精神でショックを与えたい」。
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