Nabari Ningaikyo Blog
Posted by 中 相作 - 2016.04.23,Sat
さすがに暖かくなって、きょうなんかもう半袖で散歩してますけど、熊本や大分は雨だと報じられておりました。
なんとか乗り切ってください、という言葉しか見つからぬ次第ですが、そういえば、20日に名張市から出発した救援物資のマイクロバス、無事に到着して役目を果たし、きのう帰ってきたはずです。検索してみると、こんなツイートが。
#くまモンあのね
— Myu (@0121Myu) 2016年4月21日
震災から久しぶりに外出したよ。大雨の中、他県から応援に来てくれている自衛隊員さんが一つのテントに20人ぐらい入ってて雨宿りしてた。三重県名張市から支援物資を運んで来てくれたワゴンともすれ違った。
さて、これもきのうのことですが、本屋さんにこんな本がありました、とメールで知らせてくださったかたがありました。
平凡社新書の新刊です。
▼平凡社:リメイクの日本文学史
上のページで「目次」をクリックすると、第六章が「少年少女のために──乱歩の場合その他」だということがわかります。
で、いくら田舎の本屋さんだって、平凡社新書の新刊くらい並んでおるだろう、と思ってきょう、当地の本屋さんを二軒まわってみたんですけど、どこにもありません。
この新刊がない、というより、平凡社新書が見当たりません。
新書が並んだ棚のどこを探しても、平凡社新書は一冊もありませんでした。
やっとれんなまったく、とぼやきながら二軒目の本屋さんをうろうろしてたら、リメイクはリメイクでもこんなリメイク本を発見いたしました。
▼河出書房新社:花森安治 増補新版
花森安治と乱歩の対談が収録されてますから、平成23・2011年12月30日に出た初版はむろん所蔵しており、こんなNHK朝ドラの便乗商法にうかうか乗せられてたまるかいな、とか思ったんですけど、やっぱ押さえとくか、と考え直して、ついついうかうか買い求めてしまいました。
しかし、こんなこと、いつまでやっとってもしかたないかもしれんなあ。
ほんと、きりがないからなあ、ということをとくに最近、しきりに思います。
ものごとにはいつか、終わりというやつが訪れるものであって、最近の乱歩関連ニュースを振り返ってみますと、昨年12月の平井隆太郎先生のご逝去がやはり大きな節目だったという印象を強く抱かされますし、あとまだいろいろあったんですけど、馬齢を重ねたせいかあまりよく思い出せません。
無理やり思い出してみたところ、浮かんできたのがこの記事です。
ウェブニュース
中日新聞 CHUNICHI Web
平成28・2016年4月5日 中日新聞社
名古屋グルメ情報誌の草分け、60年で幕 江戸川乱歩らも執筆
Entry
この「あじくりげ」、昭和31・1956年6月の創刊号に乱歩が「海草美味」という随筆を寄せているのですが、平成21・2009年の3月号にその「海草美味」を題材にした「乱歩先生と昆布」という随筆が掲載されてますよ、と愛知県在住のかたからメールでお知らせをいただきましたので、「あじくりげ」編集部に電話を入れて当該号をお送りいただいたものでした。
あのとき電話に出てくださった女性が、この記事にある「編集を1人で担ってきた名古屋タイムズ元記者の本田美保子さん(73)」でいらっしゃるのだろうと思われますが、ひとつの歴史に幕が引かれるのはやはり心寂しいことではあり、胸中お察し申しあげますとともに、どうもご苦労さまでしたと僻遠の地で深く頭を垂れる次第です。
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