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Posted by 中 相作 - 2016.03.22,Tue
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ダ・ヴィンチニュース
平成28・2016年3月19日 KADOKAWA・DWANGO
「作家陣豪華すぎるだろ」「このアンソロジー買うしかない」豪華すぎる作家陣が江戸川乱歩の名作と初代ルパンを現代に蘇らせる!
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平成28・2016年3月19日 KADOKAWA・DWANGO
「作家陣豪華すぎるだろ」「このアンソロジー買うしかない」豪華すぎる作家陣が江戸川乱歩の名作と初代ルパンを現代に蘇らせる!
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「作家陣豪華すぎるだろ」「このアンソロジー買うしかない」豪華すぎる作家陣が江戸川乱歩の名作と初代ルパンを現代に蘇らせる!
2016.3.19
“日本のミステリーの父”と呼ばれる小説家の江戸川乱歩。2014年には同氏の誕生120年を記念して、オマージュ・アンソロジー『みんなの少年探偵団』が発売された。湊かなえ、万城目学といった5人の豪華作家陣が乱歩の“怪人二十面相”に挑んだ同書は「5人の作家の『少年探偵団』への愛が伝わってきた」「同じ登場人物なのに、作家により描写が異なり様々な視点から楽しめる!」と絶賛の声が上がっていた。
そんな「少年探偵団アンソロジー」待望の第2弾となる『みんなの少年探偵団2』が、2016年3月11日(金)に発売となった。さらに今回は、“少年探偵団”と双璧を成す“怪盗ルパン”シリーズのオマージュ作品『みんなの怪盗ルパン』も同時発売されることに。これには発売前から「作家陣豪華すぎるだろ」「あの超豪華なアンソロジーをルパンでもやるのか!」「オマージュ・アンソロジーは第1弾がめちゃくちゃ面白くて印象深いので今回も楽しみ!」「小林泰三さんに近藤史恵さんに湊かなえさんて楽しみすぎる…。このアンソロジー買うしかない」「ルパン好きというのもあるが、真山仁のルパンってなんだよ、という興味が一番でかい」など、大きな注目が集まっていたようだ。
『みんなの少年探偵団2』を手掛けるのは、有栖川有栖、歌野晶午、大崎梢、坂木司、平山夢明といったミステリー作家5人。有栖川は“未来人F”を名乗る新たな怪人が現れる「未来人F」。歌野は、かつて少年探偵団ごっこをしていた中年男性が旧友の葬式をきっかけに再び集まる「五十年後の物語」。大崎は、祖母の家に怪人二十面相から犯罪予告が届いた小雪を描く「闇からの予告状」。坂木は、少年から青年に成長した“小林少年”を描く「うつろう宝石」。平山は、明智が日本に不在の中“溶解人間”が現れるという「溶解人間」を手掛けている。
一方、『みんなの怪盗ルパン』を手掛けるのは、小林泰三、近藤史恵、藤野恵美、真山仁、湊かなえの5人。小林は、ルパンと名探偵ホームズのエピソードゼロともいうべき戦いを描いた「最初の角逐」。近藤は、怪盗紳士ルパンらしいロマンチックな物語の「青い猫目石」。藤野は、強きを助け弱きを挫く怪盗紳士ルパンはどのように誕生したのかを描く「ありし日の少年ルパン」。真山は、親しくする軍人の無実を証明するため暗躍をするルパンが活躍する「ルパンの正義」。湊は、窮地に陥った美人姉妹の前に現れた謎の紳士の物語「仏蘭西紳士」を描いた。
豪華作家陣が名作を現代に蘇らせた同2冊。『みんなの少年探偵団2』には「皆さん色んな工夫をこらされ、苦労しているのがよくわかる。しかし、皆さん…(私もですが)、怪人二十面相シリーズ大好きなんですね!」「一気読みしました! とにかく珠玉の作品ばかりだった」「どの作品も読後感が良く、にんまりしたり、すっきりしたり、しんみりしつつも、最後にはほんわかした気持ちになった」と、読了した人からの感想が聞かれた。また、『みんなの怪盗ルパン』には「いずれの作品もよく考えられていて面白かった!」「子どもの頃を思い出した。近藤さんと真山さん目当てでしたが、どれも魅力的でした」とこちらも好評のようす。これほど豪華で多くの作家を魅了する乱歩の描くルパンは、偉大であるということがわかる。このオマージュ・アンソロジーで過去の乱歩作品が再び読まれる機会も増えていくだろう。
さらに、「本屋さんでなつかしいルパンと少年探偵団に会ったよ。小学校の図書館に必ずあったあのシリーズ。あの表紙絵懐かしい」や「平山夢明氏の書き下ろし目当てなんだが、歌野晶午氏も嬉しい。表紙も小学校の図書室思い出して嬉しいねぇ」と、“元”少年少女たちの心を鷲づかみにする表紙も注目ポイントのようだ。実は『みんなの少年探偵団2』の表紙には、カバーをめくると本体の表紙とは違う絵柄が現れる仕掛けがあるのだ。何が現れるかは秘密なので、ぜひ手にとって確かめてみてほしい。また、かつての懐かしい表紙をそのままに復刊した大人向けの文庫「ポプラ文庫クラシック」シリーズもあるのでこちらも要チェックだ。
子供時代に乱歩作品に胸を躍らせた豪華作家陣が集結し、乱歩作品に挑んだ今回のオマージュ・アンソロジー。作家陣に惹かれて買うもよし、少年時代に読み漁った“少年探偵団”や“怪盗ルパン”シリーズの往年のファンでもよし、第1弾からのファンもよし、未だ江戸川乱歩作品と怪盗ルパンに触れたことのない人にもオススメの1冊といえるだろう。
■『みんなの少年探偵団2』
著:有栖川有栖、歌野晶午、大崎梢、坂木司、平山夢明
価格:1,500円(+税)
発売日:2016年3月11日(金)
出版社:ポプラ社
■『みんなの怪盗ルパン』
著:小林泰三、近藤史恵、藤野恵美、真山仁、湊かなえ
価格:1,500円(+税)
発売日:2016年3月11日(金)
出版社:ポプラ社
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