Nabari Ningaikyo Blog
Posted by 中 相作 - 2016.02.23,Tue
青空文庫、快調です。
江戸川 乱歩:D坂の殺人事件: (上)事実 それは九月初旬のある蒸し暑い晩のことであった。私は、D坂の大通りの中程にある、白梅軒という、行きつけのカフェで、冷しコーヒーを啜っていた。当時私は、学校を出たばかり… https://t.co/xYSDDthfFe 青空文庫 #青空文庫
— 青空文庫新着情報 (@aozoranow) 2016, 2月 20
それ以上に快調なのが、かのゴマブックス。
▼Amazon.co.jp:人間椅子 屋根裏の散歩者ほか (江戸川乱歩 名作ベストセレクションII) 単行本(ソフトカバー)
▼Amazon.co.jp:人間椅子・屋根裏の散歩者ほか 江戸川乱歩 名作ベストセレクションⅡ(1) [Kindle版]
▼Amazon.co.jp:透明怪人 (江戸川乱歩 名作ベストセレクションII) 単行本(ソフトカバー)
▼Amazon.co.jp:透明怪人 江戸川乱歩 名作ベストセレクションⅡ(2) [Kindle版]
先日、これを買ったばかりだというのに──
つづけて『人間椅子・屋根裏の散歩者ほか』とか『透明怪人』とか、出すというではありませんか。
たいがいにしときや。
そもそもこのシリーズ、さすがにカバーにはイラストが配されてますけど、挿絵もなければ解説もなく、セレクトにも一貫した方針が見当たらず、つまり手当たり次第、目についたものから本にしている感じであるうえ、本文も行間が広いわりにはフォントが小さくて、なおかつ底本が明示されていない。
テキストに関しては、巻末にこんな断り書きがあるだけどっせ。
編集方針について
身体障害や職業に関する不適切な表現につきまして、一部表現を変えたり、削除したところもございますが、原作を重んじて、できるだけ発表当時のままにしております。
ゴマブックス編集部
「発表当時のまま」というと、一般的には初出のままということになりますが、この場合はそうではなく、いずれかの刊本を指して「発表」と称しているものと判断されますが、それがどれだかはわかんない。
そんなことはどうでもいい、というのが実際の編集方針なんでしょうけど、こんなのが続々と出てきた日には、ほんとに困ってしまうなあ。
こういうのは本来、名張市立図書館が押さえとくべきなんだけどなあ。
押さえてないかもしれんなあ。
小学館の電子全集も、藍峯舎の『幻想と怪奇』も、きれいに押さえておらんじゃろうなあ。
ほんとに困ったものだなあ。
【同日追記】
ゴマブックスの『透明人間』、アマゾンに掲載された書影の帯文を読んでみたら、こんなことが書かれてました。
今度の敵はやりたい放題
やりたい放題はそっちじゃねーか、とついむかついてしまいましたので、いったん投じたこのエントリに、あえて追記を書き込むことといたしました。
読者諒せよ。
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