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Posted by 中 相作 - 2016.02.16,Tue
ウェブニュース

毎日新聞
 平成28・2016年2月13日 毎日新聞社

抄録「少年探偵シリーズ」原画展|乱歩に親しむ75点 名張市桔梗が丘公民館で開始 入場無料 /三重
 広瀬晃子
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抄録「少年探偵シリーズ」原画展
乱歩に親しむ75点 名張市桔梗が丘公民館で開始 入場無料 /三重


毎日新聞2016年2月13日 地方版



江戸川乱歩の抄録「少年探偵シリーズ」の第2回原画展で、来場者に説明する上田豊太さん(中央)=三重県名張市の桔梗が丘公民館で、広瀬晃子撮影

 名張出身の探偵小説家、江戸川乱歩の作品に親しんでもらおうと、毎日新聞伊賀面・熊野面で連載中の「抄録『少年探偵シリーズ』」の第2回原画展が12日、名張市桔梗が丘6の桔梗が丘公民館で始まった。25日まで。入場無料。

 連載は2014年の乱歩生誕120年を機に、同市のフリーライター、上田豊太さん(45)が、乱歩小説を5回完結のダイジェスト(抄録)にまとめ、挿絵と共に毎週木曜に連載。第1~9弾の第1回原画展は昨年5~8月、名張、伊賀両市の5会場で開かれた。

 今回は第10弾「灰色の怪人」から第15弾「妖人ゴング」までの原画30点と記事を並べ、3会場で展示。後援団体「乱歩蔵びらきの会」所蔵の乱歩の写真や「名張ローターアクトクラブ」の布の貼り絵「フェルトアート」も併せて掲示する。

 会場が広い桔梗が丘公民館のみ、第1弾「少年探偵団」から第9弾「海底の魔術師」も含め75点を出品した。

 鑑賞した近くの元会社員の大橋健作さん(81)は「前回に続き、今回も楽しみにしていました。乱歩作品は中学時代に読んだので、懐かしい。はっきりしたタッチで、原色の色遣いが面白いですね」と感心していた。

 他の2会場は、3月1~5日にハイトピア伊賀5階の中央公民館(伊賀市上野丸之内)▽同7~21日に名張公民館(名張市上八町)。

 3会場とも期間中の土日は上田さんが来場する。【広瀬晃子】

〔伊賀版〕
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