Nabari Ningaikyo Blog
Posted by 中 相作 - 2015.11.10,Tue
武雄市図書館がまた一段とパワーアップ、いよいよわけのわかんない状態になってるみたいです。
武雄市教育委員会が昨日付で、「武雄市図書館リニューアルオープン時の郷土資料の取り扱いについて」なんてものを発表したんですけど、これがまったく意味不明。
【武雄市図書館リニューアルオープン時の郷土資料の取り扱いについて】 武雄市図書館のリニューアルオープンに当たり郷土資料が廃棄されたと、一部メディア等において指摘がなされている件に関しまして、事実関係を下記の通りご説明します。... https://t.co/UOKt17cuZJ
— 武雄市公式ツイッター (@takeocity) 2015, 11月 9
雄鶏屋新聞第一号にも一部引用いたしましたが、発端は昨年4月25日配信のこの記事。
▼THE HUFFINGTON POST:武雄市図書館が開館前にDVDを大量除籍 「館内併設のTSUTAYAに配慮?」との疑問の声に武雄市は否定(2014年4月25日)
なんでいまごろ、みたいな声は、ツイッターにもあふれております。
▼Twitter:武雄市図書館
つらつらながめていて、ふと気になったツイートがこれ。
@Umiyama_Wizon これは武雄市ですが、カテゴリgdgdで有名になった海老名市の方でも郷土資料は危機にあったようです。先んじて隣の図書館が引き取りを申し出たので事なきを得たそうですが… https://t.co/s84Py8H1lu
— ゲルトガ@アライグマ (@renkonq) 2015, 11月 9
で、「先んじて隣の図書館が引き取りを申し出たので事なきを得たそうですが」としてリンクされているのが、この記事。
▼東洋経済ONLINE:TSUTAYA図書館に協業企業が呆れた理由 CCCとの公立図書館運営の協業見直しへ(2015年10月29日)
杉本りうこ記者が、図書館流通センター、略称TRCの谷一文子会長から取材した記事ですが、海老名市の図書館運営はこんな感じだそうです。
海老名には中央と有馬という2つの市立図書館があり、TRCはもともとこの2館を業務受託していた。その経緯があってCCCと共同事業体を組んだが、実際には中央をCCC、有馬をTRCが分担して運営している。問題となっている中央の運営には、当社は関与していない。
で、郷土資料の問題。
雑誌以外にも武雄では重要な郷土資料が廃棄されたとの情報があった。真偽は不明だが、TRCとしては警戒感を抱き、絶対に廃棄されてはまずい重要な郷土資料を有馬で引き取ることにした。CCCからは「郷土資料は大量には中央館に置けない。ぜひ有馬で運用して下さい」と快諾された。
ですから名張市立図書館にも、収集した乱歩関連資料をどっかまともな図書館に引き取ってもらい、死蔵することなく活用していただく、という道があるのではないか。
しかし、どこに?
近く、ということであれば、伊賀市の図書館になりますけど、伊賀市もひどいからなあ。
「伊賀一筆」第一号の漫才にも記しましたけど、なにかというとバショーサンガーバショーサンガーとさえずるくせに、芭蕉は北海道へ渡りたいと思っていた、などと気の触れたようなことを平気で口走るところだからなあ。
伊賀市がだめなら、津市か、それとも、県立か。
いやー、どこもだめであろうなあ。
かといって、名張市立図書館は、というより、名張市という自治体そのものが、ほんとにだめだからなあ。
といった話題はともかく、武雄市教育委員会はどうしていまごろ、こんなことをいってるのであろうなあ。
わかんないことは、わざわざ武雄市まで視察にいらっしゃった名張市議会の福田博行先生にお訊きしてみる、という手もあるなあ。
▼福田博行:お問い合わせ
このフォームを利用することにして、質問はこんな感じか。
(1)武雄市図書館の職員から、リニューアルオープンに伴う郷土資料の除籍について説明があったか。
(2)説明があったのであれば、それはどんな内容であったか。
念のために、もういっちょ行っとくか。
(3)説明がなかったのであれば、名張市議会議員から職員に対し、郷土資料の除籍に関する質問は出されたのか、出されなかったのか。
福田先生のご回答は、いうまでもないことながら、雄鶏屋新聞第二号で大々的に公開することになると思います。
お答えなき場合も、雄鶏屋新聞第二号で、福田先生応答セズ、みたいなことをけたたましく騒ぎ立てることになると思います。
つまり、こんな質問を発するということは、福田先生の退路を断つことになってしまうわけです。
そんな真似は、あんまりしたくないなあ。
どうしようかなあ。
ちなみにお知らせしておきますと、「伊賀別筆」奥付に記載した協力者のみなさんに、昨日、こんなメールをお出ししておきました。
各位
お世話さまです。雄鶏屋ほんだわらでございます。
その節はありがとうございました。11月7日、雄鶏
屋新聞(PDF版、不定期刊)を創刊いたしましたの
で、ご参考までにお知らせ申しあげます。
http://www.e-net.or.jp/user/stako/20151107.pdf
ご意見、ご批判、ご要望など、お気軽にお寄せいた
だければ幸甚です。今後ともよろしくお願い申しあげ
ます。
2015/11/09
それにしても、悩ましい問題だなあこれは。
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