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Posted by 中 相作 - 2015.10.26,Mon
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平成27・2015年10月23日 全国新聞ネット
【TPP】三島、川端は著作権延長 名作の無料公開に影響も
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平成27・2015年10月23日 全国新聞ネット
【TPP】三島、川端は著作権延長 名作の無料公開に影響も
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【TPP】 三島、川端は著作権延長 名作の無料公開に影響も
環太平洋連携協定(TPP)により、書籍や音楽などの著作権保護期間は、現状の50年から20年延長される。米国などの基準に沿って内外で制度のバランスを取った形だ。作品を守り活用する立場の出版社や著作権を継承する遺族にはメリットがある一方で、著作権が切れた名作を廉価に、あるいは無料で楽しめるサービスは影響を受ける。
日本における著作権の保護期間は、著作者の死後50年とされてきた。例えば 夏目漱石 (なつめ・そうせき) や 芥川龍之介 (あくたがわ・りゅうのすけ) 、 太宰治 (だざい・おさむ) らの作品はインターネット上では無料で読め、電子書籍も無料のものが少なくない。1965年に亡くなった 江戸川乱歩 (えどがわ・らんぽ) や 谷崎潤一郎 (たにざき・じゅんいちろう) の著作権は今年の年末に保護期間が終わる。それまでに著作権法の改正は間に合わないので、乱歩や谷崎の名作に触れる機会は増えそうだ。
一方、法整備が進めば、 三島由紀夫 (みしま・ゆきお) (70年死去)、 川端康成 (かわばた・やすなり) (72年死去)といった作家については、それぞれ一気に20年保護期間が延長される。 67年に死去した 山本周五郎 (やまもと・しゅうごろう) は法改正が遅れた場合、保護期間延長の対象とはならず、著作権が50年で切れる可能性もある。
川端の著作権を管理する川端康成記念会の 川端香男里 (かわばた・かおり) 理事長は「今後の運営について議論を続けてきただけに、延長はありがたい」とほっとした様子。記念会は文学賞の運営のほか、日記や書簡の整理を続けており、川端理事長は「文化を後世に伝えることにも印税収入が使われていることを知ってほしい」と話す。 ネットで保護期間が終了した文学作品を無料公開してきた「青空文庫」は「(保護期間延長が)将来の世界の文化に、どれだけ資することがあるのか、疑問を抱かざるを得ません」と懸念する声明を発表。「豊かで多様な共有文化が損なわれないような、柔軟な著作権のあり方を切に望みます」と訴えている。
(共同通信)
2015/10/23 10:36
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