隠街道市：ひやわん「街道市」ジャック 限定パンや怪人二十面相ゲーム 名張できょう、あす ／三重

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毎日新聞
　平成27・2015年10月10日　毎日新聞社

隠街道市：ひやわん「街道市」ジャック　限定パンや怪人二十面相ゲーム　名張できょう、あす　／三重
　広瀬晃子
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隠街道市：ひやわん「街道市」ジャック　限定パンや怪人二十面相ゲーム　名張できょう、あす　／三重

毎日新聞　2015年10月10日　地方版



「隠街道市」で販売される、ひやわんのパン（中央）＝三重県名張市上八町の名張公民館で、広瀬晃子撮影

　名張市の旧市街地の魅力を発信する「第１０回隠（なばり）街道市」（名張地区まちづくり推進協議会主催）が１０、１１両日、旧町一帯で開かれる。今年は、ご当地キャラクター「ひやわん」のパンを協議会が販売。新ゲーム「ひやわん怪人二十面相を探せ」には、滞在中の豪州の小学生２０人も参加する。また、江戸川乱歩の生誕地碑広場には、毎日新聞の連載「抄録　少年探偵シリーズ」の原画も展示され、紙芝居もある。【広瀬晃子】

　街道市は、２００６年から毎年開催。怪人二十面相仮装コンテスト（１２～１４年）や、ご当地アイドルのお披露目（１３年）など毎回、ユニークなイベントを企画しており、昨年は、ひやわんの着ぐるみが初登場し、子どもに大好評だった。

　今回の目玉は乱歩と、ひやわんを融合させた「ひやわん怪人二十面相を探せ」で、１１日午前１０時～午後２時に実施。ルールは（１）怪人二十面相にふんしたスタッフ数人が会場内に出没（２）その内、マントの下に「ひやわんＴシャツ」を着て、青いしっぽがある二十面相を発見（３）合言葉「ゆるキャラグランプリ」と言う（４）ひやわんグッズなどが当たる抽選券がもらえる－－との手順で実施する。これに参加する豪州の小学生は、蔵持小と交流しており、ホームステイ先の児童や家族と一緒にゲームを楽しむ。

　一方、ひやわんの顔をかたどったパンは１０日午前１０時ごろから、旧細川邸やなせ宿（新町）で、１３０円で販売する。味はクリーム、あん、サツマイモの３種類で、１００個限定。在庫があれば、１１日も販売する。ひやわんショーも１０日午後０時５０分と１１日午後１時５０分、やなせ宿である。

　生誕地碑広場では、「乱歩蔵びらきの会」会員で、「抄録　少年探偵シリーズ」の筆者の上田豊太さん（４５）が乱歩作品の紙芝居やスライドキネマを上演する。このほか、二胡（にこ）やピアノの「行灯（あんどん）コンサート」（１０日午後６時、中町集議所横）や「ミニＳＬ」（両日午前１０時半～正午、午後１～３時）などもある（いずれも無料）。

　協議会は「パンの販売は今回限り。多くの人に味わってほしい」とＰＲしている。

　問い合わせは、名張公民館（０５９５・６４・２６０５）。

〔伊賀版〕