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Posted by 中 相作 - 2015.08.13,Thu
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毎日新聞
 平成27・2015年8月11日 毎日新聞社

伊勢志摩サミット2016:忍者、特産で県と連携 伊賀・名張市長、知事に提案書 成功に向けコラボ 伊賀広域 /三重
 鶴見泰寿
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伊勢志摩サミット2016:忍者、特産で県と連携 伊賀・名張市長、知事に提案書 成功に向けコラボ 伊賀広域 /三重

毎日新聞 2015年08月11日 地方版



鈴木英敬知事(右)に提案書を提出する岡本栄・伊賀市長(中央)と亀井利克・名張市長=県庁で

 来年5月開催の伊勢志摩サミット(主要国首脳会議)に合わせ、特産品や忍者の文化で共通する伊賀と名張両市は、伊賀地域を国内外にPRし、経済や観光の活性化を図る提案をまとめた。岡本栄・伊賀市長と亀井利克・名張市長は10日、県庁で鈴木英敬知事に提案書を提出した。

 提案書作りは先月、両市長が合意。両市の担当部局が案を練り、8項目にまとめた。

 このうち、「ウェルカム・ギフト」では、伊賀焼の食器、伊賀組みひもと真珠を組み合わせた装飾品など地域ゆかりの品を各国首脳らに贈呈。「プレスツアー」では、忍者や松尾芭蕉、江戸川乱歩の関連施設、赤目四十八滝などの観光地と、伝統行事や伊賀米、伊賀牛などの地元食材を連係させたツアーを海外報道陣に提供する。

 この他、首脳の配偶者を対象にした工芸品作りや投句の体験プログラム▽忍者ショーや子ども狂言などによるサミット社交行事の支援▽関係者の食事支援として特産品の活用--も挙げている。

 岡本市長は「忍者や芭蕉、自然と他では体験できないものがある伊賀地域を世界に知ってほしい」と訴え、亀井市長は「文化や特産品など多くの『出前』もできる。県の全国ブランドと共に検討してほしい」と強調した。

 鈴木知事は「サミットの成功に向け、市との連携は心強い。イベントや記念品で、一つの地域や品物でなく、コラボレーションする発想は面白い」と話した。【鶴見泰寿】

〔伊賀版〕
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