抄録「少年探偵シリーズ」：原画でたどる乱歩の世界 名張で 来月から伊賀も追加展示 ／三重

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毎日新聞
　平成27・2015年7月8日　毎日新聞社

抄録「少年探偵シリーズ」：原画でたどる乱歩の世界　名張で　来月から伊賀も追加展示　／三重
　広瀬晃子
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抄録「少年探偵シリーズ」：原画でたどる乱歩の世界　名張で　来月から伊賀も追加展示　／三重

毎日新聞　2015年07月08日　地方版

　名張出身の探偵小説家、江戸川乱歩（１８９４～１９６５）の生誕１２０年を記念し、毎日新聞伊賀面・熊野面で連載中の「抄録『少年探偵シリーズ』の原画展が７日、名張市の百合が丘市民センターで始まった。２１日まで。無料。

　連載は昨年からスタート。フリーライター、上田豊太さん（４４）＝同市桔梗が丘＝が乱歩作品を５回完結のダイジェストにまとめ、挿絵とともに毎週木曜に掲載している。

　原画展は、乱歩の没後５０年を機に企画。市立図書館▽赤目公民館▽桔梗が丘公民館に続き、今回が４回目。ロビーに原画４５枚と記事を並べて展示しているほか、後援団体「名張ローターアクトクラブ」が制作したフェルトアート（貼り絵）も併せて紹介している。

　鑑賞した桔梗が丘の主婦、高谷祭子さん（７４）は「乱歩は名張の誇りなので、作品展が見られて、うれしい」と喜んでいた。１１日午後１時には上田さんによる作品解説がある。

　伊賀市でも８月１～３日、ハイトピア伊賀５階の中央公民館ギャラリー（上野丸之内）で追加展示がある。【広瀬晃子】

〔伊賀版〕