原画展：毎日新聞連載「少年探偵」 乱歩の世界、色鮮やかに フリーライター・上田豊太さん、45枚を紹介 名張 ／三重

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毎日新聞
　平成27・2015年6月16日　毎日新聞社

原画展：毎日新聞連載「少年探偵」　乱歩の世界、色鮮やかに　フリーライター・上田豊太さん、45枚を紹介　名張　／三重
　鶴見泰寿
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原画展：毎日新聞連載「少年探偵」　乱歩の世界、色鮮やかに　フリーライター・上田豊太さん、４５枚を紹介　名張　／三重

　名張出身の探偵小説家、江戸川乱歩（１８９４～１９６５）の生誕１２０年を記念し、昨年から毎日新聞伊賀面・熊野面で連載している「抄録『少年探偵シリーズ』」の原画展が１５日、桔梗が丘公民館（同市桔梗が丘６）で始まった。３０日まで。無料。

　連載は同市桔梗が丘のフリーライター、上田豊太さん（４４）が５回完結のダイジェストにまとめ、挿絵と共に毎週木曜に掲載。原画展は乱歩没後５０年を機に企画され、今回で３カ所目。原画４５枚と記事が展示され、上田さんが幼い頃、乱歩作品から感じた色鮮やかな印象が筆ペン状の画材で表現されている。貼り絵「フェルトアート」の１７点も並ぶ。この日訪れた主婦の浜田千恵子さん（７３）＝同市富貴ケ丘６＝は「少年探偵団は小学校時代に読んで以来で懐かしい。絵は原色が多く、目に飛び込んでくる感じ」と見入っていた。２０日午後１時から上田さんによる作品の解説がある。【鶴見泰寿】

〔伊賀版〕