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Nabari Ningaikyo Blog
Posted by - 2024.11.23,Sat
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Posted by 中 相作 - 2015.04.25,Sat

 書き直すのは面倒だな、と思われましたので、心ある伊賀地域住民の期待を一身に集めて執筆中の漫才「僕の図書館戦争完結篇」の「政務活動費はどうじゃいな」は、18ページと19ページはそのままの状態で20ページを書き足しました。

 写真を掲載してあるせいで、いよいよ重たいファイルになってますけど、21ページまではこんな感じです。


 20ページの最後にはあんなことを記しましたけど、なんかもう面倒ですから、三原淳子先生と森脇和德先生と浦崎陽介先生と足立淑絵先生はすっ飛ばして、柏元三先生にメールであれこれお聞きしようかな、とも思案しております。

 とかいってたら、全国の横溝正史ファンと竹中英太郎ファンの注目を一身に集めて刊行準備が進んでいる藍峯舎版『鬼火 オリジナル完全版』、このブログでは鬼火こぼれ話のイラスト篇もいまだ発表できていないといいますのに、版元からはもう解説「『鬼火』因縁話」の初校ゲラが送られてまいりました。

 写真でごんす。


 ごらんいただけますかどうですか、谷崎潤一郎の「細雪」から引いたフラグメントをエピグラフとして配しておりますが、これこそは竹中英太郎へのリスペクトを秘めた小技一本にほかなりません。

 英太郎は「『陰獣』因縁話」で、探偵小説の挿絵を描くにあたって、

 「なんとなく動的な線や、得体の知れぬ明暗や、猥雑な小ものやを怪奇幻妖に構成することによつて、これは一体なんだらう、といふ疑問からとにかく読んでみやうと読者に思はせることを主眼として、どうやらやつと最初の挿絵を画き上げた」

 と述懐していますが、「細雪」のエピグラフはこの文章からヒントを得て、このフラグメントはいったいなんだろう、という疑問からとにかく読んでみようと読者に思わせることを主眼として、ここに引用したものです。

 意味があるようなないような、わけがわかんなくて気がかりだからとりあえず読んでみよう、と思っていただければそれでよろしく、結局意味があったんだかなかったんだか、解説を読み終えたときにはエピグラフのことなんかすっかり忘れてしまっている、ということになっていただければいうことありません。

 なんか、伊賀忍法フラグメント、みたいな。

 ともあれ、全国の正史ファンのみなさんと英太郎ファンのみなさんは、どうぞ刮目してお待ちください。

 全国の乱歩ファンのみなさんもよろしくね。
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