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Posted by 中 相作 - 2015.01.30,Fri
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平成27・2015年1月28日 西日本新聞社
ことし没後50年となる作家江戸川乱歩(えどがわらんぽ)の筆名は…
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ことし没後50年となる作家江戸川乱歩(えどがわらんぽ)の筆名は…
2015年01月28日(最終更新 2015年01月28日 10時52分)
ことし没後50年となる作家江戸川乱歩(えどがわらんぽ)の筆名は尊敬する米作家エドガー・アラン・ポーをもじって付けた。「推理小説の祖」の名を称するには重圧もあったはず。それに負けずに「日本探偵小説の父」となった乱歩も大したものだ
▼「ポー」からの連想ではないが、「鵬(ほう)」も角界に並びなき驍名(ぎょうめい)をはせる。横綱白鵬関が33度目の優勝を果たし、鵬の字をもらった昭和の大横綱、大鵬関の最多優勝記録を塗り替えた
▼大記録の陰には好敵手との切磋琢磨(せっさたくま)あり。勝負の世界の常であろう。白鵬関が「角界の父」と慕う大鵬関には「柏鵬時代」を築いた柏戸関、貴乃花関には曙関がいた
▼2010年に朝青龍関が引退し、白鵬関の一人横綱が続いた。この間、角界は野球賭博や八百長問題に揺れ、大相撲の存続すら危ぶまれた。苦難の中、孤高の横綱として白星を積み重ねて角界を引っ張った。技量だけでなく精神力も「平成の大横綱」にふさわしい
▼が、これはいただけない。白鵬関が記者会見で審判の判定を批判し、偉業に水を差した。心技体を超えた「相撲の魂」の領域では、まだまだ先達に及ばない
▼鵬は伝説の巨大な鳥「おおとり」。「図南(となん)の翼」といえば、北で生まれた鵬が南に向かって翼を広げること。転じて遠い地で大事業を成し遂げようとする例えだ。はるか西のモンゴルを飛び立った鵬には、さらなる高みを目指して図東の翼をはためかせてほしい。
=2015/01/28付 西日本新聞朝刊=
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