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Posted by 中 相作 - 2014.12.27,Sat
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朝日新聞デジタル
平成26・2014年12月23日 朝日新聞社
岡山)横溝・乱歩、2大名探偵の生みの親が懸賞小説選者
三浦宏
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岡山)横溝・乱歩、2大名探偵の生みの親が懸賞小説選者
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岡山)横溝・乱歩、2大名探偵の生みの親が懸賞小説選者
三浦宏
2014年12月23日03時00分
1948年3月末の締め切りを前に、推理小説の寄稿を再度募る同年3月20日付の夕刊岡山の紙面コピー。選者に横溝正史と江戸川乱歩の名がある
第2次世界大戦中、探偵小説は英米の「敵性文学」として発表が禁止された。終戦を疎開先の倉敷市で迎えた推理作家、横溝正史(1902~81)はその翌年、夜明けを待ちかねたように「本陣殺人事件」で名探偵・金田一耕助を初登場させる。さらに48年、横溝は推理小説新時代の担い手を発掘するため、もう一人の名探偵・明智小五郎の生みの親、江戸川乱歩(1894~1965)とともに、岡山で懸賞新聞推理小説の選者を務めた。
「新聞小説界にエポックメーキング(新時代開拓)を画すために英断をもって、懸賞推理小説の募集を行った」と推理小説を公募し、横溝と乱歩に最終選考を依頼したのは「夕刊岡山社」。選者を「現代推理小説界の雄で県下に在住する横溝正史氏と同小説界の王者江戸川乱歩氏」と紹介している。47年に乱歩が岡田村(現・倉敷市真備町)の横溝宅を訪ねるなど、両氏は交流があった。
同社が応募作の中から絞り込んだ5作品から、両氏が入選としたのは大阪市生まれの作家、島久平(1911~83)の「悪魔の手」だった。岡山市のホテルで起こった殺人事件から始まり、女性占師が探偵役として活躍する物語だ。
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疎開宅の横溝正史(右から2人目)。訪ねてきた江戸川乱歩(左から2人目)のひざに抱かれているのは横溝の次女、瑠美さん=1947年11月、倉敷市教委提供
横溝正史と江戸川乱歩の評が載った「悪魔の手」入選を伝える1948年6月3日付の夕刊岡山の紙面コピー
「悪魔の手」新聞連載の初回が載った1948年6月5日付の夕刊岡山の紙面コピー
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