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Posted by 中 相作 - 2014.09.06,Sat
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平成26・2014年9月3日 読売新聞社
元フリーターが挑戦続け…下村さんに乱歩賞
村田雅幸
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元フリーターが挑戦続け…下村さんに乱歩賞
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元フリーターが挑戦続け…下村さんに乱歩賞
2014年09月03日 09時25分
第60回江戸川乱歩賞に決まった 下村敦史さん 33
撮影・池谷美帆
「成長できると思って」「自分を高めたかったんです」。インタビュー中、何度もそう口にした。ミステリー新人賞の最高峰に9年連続で応募したのも、受賞作「闇に香る嘘」で、得意だった映像的な描写を封印し、盲目の男性を主人公にしたのも、己の力を伸ばすための挑戦だったという。が、ずっと挑み続けてこられたのには別の理由もあった。「支えてくれた家族や友人の期待に応えたくて」
小説を書き始めたのはフリーターだった22歳ごろ。作家を目指す友人に誘われたからだが、両親は初めて夢を語った息子を「本気で10年頑張れ」と励まし、弟はいつも応募原稿の最初の読者となって様々な指摘をしてくれた。家庭の事情で「作家」を諦めた友人からは、夢を託されてもいた。だからだろう、受賞作は、腎移植に中国残留孤児の問題を絡めたミステリーとして優れているだけでなく、人の絆の物語としても心に響く。「僕の思いが無意識に出たのかな」
本は書店に並んだ。となればもう、新人もベテランも関係ない。「この先も向上心を持ち、一層の高みを目指すだけです」。今度はそこに「ファンのため」という思いも加えて。(文化部 村田雅幸)
2014年09月03日 09時25分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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