Nabari Ningaikyo Blog
Posted by 中 相作 - 2014.06.28,Sat
けっして意図したことではなくて、ほんとにたまたまなんですけど、「乱歩全集購入に充てて 市教委に図書券25万円 名張ロータリークラブ」というエントリのあとに、「Moju: The Blind Beast」というエントリがつづいてしまいました。
なんだか、すまないね、子供たち、みたいな。先日は、洋書がらみでこんな流れが。
▼2014年6月21日:奇譚の世界へ帰んなきゃ
▼2014年6月22日:Strange Tale of Panorama Island
志摩からパノラマ島へ、というのは、流れとして結構面白いものだったように思います。
さてそれで、なんでこんなぐあいに乱歩作品の英訳が出てくるのかというと、すでにお察しのかたもおありでしょうけど、「伊賀一筆」に『江戸川乱歩著書目録』の増補を掲載するため、ちょこちょこ洋書を買い求めているからにほかなりません。
増補対象は2002年から2013年までなんですけど、確認できた範囲では、英訳は三冊。
あと、まだ入手してないんですけど、仏訳がこれ。
▼Amazon.fr:Coffret 3 volumes : L'Ile panorama ; La Bête aveugle ; Le Lézard noir de Edogawa. Ranpo (2012) Poche [Poche]
それから、1995年に出たイタリア語訳「陰獣」の新装版みたいなものだと思うんですけど。
▼Amazon.it:La belva nell'ombra [Copertina Flessibile]
スペイン語訳では、これは『Japanese Tales of Mystery & Imagination』からの重訳らしいのですが。
▼Amazon.es:RELATOS JAPONESES DE MISTERIO E IMAGINACIÓN 2ª Edición (La Barca de Caronte) [Tapa Blanda]
▼Amazon.es:Relatos japoneses de misterio e imaginación (Entintados) [Ilustrado] [Tapa Blanda]
しかし、こんな読みもしない本を、というか、読めもしない本をいちいち購入するのは、なんともばかみたいな話ではありませんか。
ばかみたいであるうえに、出費がかさむのはいやだな、とも思いますし、それにだいいち、所定の手順を踏んで海外のアマゾンに発注する能力が自分にあるのかどうか、それがおおいに疑問です。
英訳本三冊は、じつは国内の業者から購入することが可能でしたので、難なく入手できたのですが、フランスだのイタリアだのスペインだの、異土のアマゾンを相手にするなどというのは、そもそも自分の手にあまることなのではないか、と思います。
なんか大変なことだな。
とはいえ、欧米はまだいいの、欧米は。
先日も記しましたけど、中国をはじめとしたアジアはほんと、なんとかならんものか。
実際、あれはいったい、なんなんだ。
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