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Nabari Ningaikyo Blog
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Posted by 中 相作 - 2014.06.26,Thu

 こんにちはッ。

 県民に腐れきんたまを押しつける男ッ。

 三重県知事の鈴木えーけーでございますッ。

 とかいったって、いったいなんのおはなしなんだか、さっぱりわかりゃせんがや、とおっしゃるかたもおありでしょう。

 ちなみに、三重県知事さんの最新ツイートは、こちらとなっております。


 さてそれで、「伊賀一筆」の手記を書くために、昨年「伊賀百筆」に発表した漫才を読み返してみたんですけど、三重県知事さんが前のめりになってぐるんぐるんぐるんぐるん空回りを演じられた震災がれきの広域処理問題なんて、もうすっかり忘れられてるな、と実感させられました。

 ちょこっと振り返っておきましょうか。

 震災がれきを三重県内で焼却処理して手柄を立てたい、と歯ぎしりする知事さん。

 その意向を受け、伊賀地域内の施設でがれきの処理を進めたい伊賀南部環境衛生組合。

 そんな不合理で理不尽なことはやめてくれよ、だいたい最初っから、ごみはよそから持ち込まない、っつーことになってるし、と強く反対する処理施設の地元住民。

 それでもなお、がれき処理を進めたい伊賀南部環境衛生組合。

 その悲痛な叫びを聞け。

 「こんにちはッ。手前ども伊賀南部環境衛生組合ののーたりん一同は三重県知事さんの腐れきんたまを地域住民のみなさんおひとりおひとりのお顔にねたねたねたねたにちゃにちゃにちゃにちゃにじくらさしていただかさしてくれやさしてもらわさしてよいやさのよいやさッ」

 ばーか、と相手にしない処理施設の地元住民。

 にもかかわらず、にじくらさしていただかさしてくれやさしてもらわさして、と迫る伊賀南部環境衛生組合。

 あほなん? 正味あほなん? とあきれ返る処理施設の地元住民。

 にじくらさしていただかさしてくれやさしてもらわさして、と組合。

 ばーか、二度と来んなばーか、と住民。

 なにも考えられず、なにも決められず、とうとう知らん顔を決め込んでしまった伊賀南部環境衛生組合。

 膠着状態のまま時間が過ぎ、年が明けて昨年1月、事態の打開に乗り出した環境大臣の石原伸晃さん。

 「こんにちはッ。帰ってきたうんこたれッ。安倍内閣総理大臣から環境大臣に任命された石原伸晃だよッ」

 「こんにちはッ。僕のお父さんは昔○○○で障子を破ったことがあるんだよッ」

 結局、こんなことになりました。

 三重県:1月25日ぶら下がり会見でのコメント(東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理について)

 くわしくは「伊賀百筆」第二十三号の漫才でどうぞ。


 震災がれきの広域処理を伊賀地域で進めるかどうか、という問題では、名張市議会の先生がたにもなんやかんややっていただいたみたいでした。

 2012年9月18日:伊賀市長選挙におけるなに問題をあれする

 このエントリに引いてある2012年7月21日付産経新聞の記事を、さらに引用しておきたいと思います。

 ■「議論尽くし結論を」

 名張市議と地域づくり代表者の懇談会が20日、同市役所であり、東日本大震災で生じたがれき処理の問題を議論した。受け入れに賛意を示した住民に対して、議員の中で賛否が分かれ、市議会の福田博行議長は「議会としても議論して結論を出すべき案件だ」と今後、市議会でも取り上げることを明らかにした。

 懇談会はがれき問題について、岩手、宮城両県を視察した永岡禎市議が現地の様子を「がれきが山積となった現状を見たら、やはり広域処理が必要と感じた」と説明。これに対し、地区代表者から「国民として処理に協力すべき」と声が上がった。

 この後、三原淳子市議から放射能問題を「科学者でも安全とは言っていない」と懸念し「今、この時点で受け入れるべきではない」と反対意見が出た。一方、吉住美智子市議は「緊急課題として対応すべき」と賛意を示した。議論は約30分間で、福田議長は「今後も頑張って議論し、結論を出すべき」とした。

 懇談会には市議19人と、市内15地区の代表者各1人が参加。市の財政状況についての意見交換もあった。 名張市では、伊賀市とともに伊賀南部環境衛生組合を組織し、伊賀市奥鹿野にある伊賀南部クリーンセンターで震災がれきを処理することを県が要請している。

 それであのー、当時の市議会議長でいらした福田博行先生がおっしゃってた「議会としても議論して結論を出すべき案件だ」の件は、いったいどうなったんでしょうか。

 上のエントリに引いてあった先生がたのご発言も、ついでに引用しときましょう。

 福田博行先生
 「議会としても議論して結論を出すべき案件だ」
 「今後も頑張って議論し、結論を出すべき」

 永岡禎先生
 「がれきが山積となった現状を見たら、やはり広域処理が必要と感じた」

 地区代表者先生
 「国民として処理に協力すべき」

 三原淳子先生
 「科学者でも安全とは言っていない」
 「今、この時点で受け入れるべきではない」

 吉住美智子先生
 「緊急課題として対応すべき」

 しかし、名張市議会の先生がたが、震災がれきの受け入れをめぐって議会として議論し、結論をお出しになった、ゆうよなおはなしは聞いとりゃしませんばい。

 名張市議会の先生がた、もうがたがた。

 てゆーか、市議会議長でいらした福田先生は、その後、こげなこつばかましておいなはったとよ。


 「反対派の皆さんが言うように危険なものなら、毎日がれきのそばで生活している被災者の皆さんに『死ね』と言っているように聞こえた」というのは、なんとも意味を汲みにくい文章ですけど、要するにまあ、次のようなことになりましょうか。

 震災がれきの受け入れに反対しているみなさんは、震災がれきは危険なものだといっている。

 もしも震災がれきが危険なものなのであれば、震災がれきのそばで毎日生活している被災者のみなさんにたいして、震災がれきの受け入れに反対しているみなさんが、「死ね」といっているようなものではないか。

 どうも、ようわかりません。

 しかしまあ、名張市議会の議事録から削除された、というのですから、市議会も、福田先生も、これは問題発言だな、とお認めになった、ということで、それはそれでいいとしても、「議会としても議論して結論を出すべき案件だ」の件はいったい、どげなこつになったんでっしょうか。

 てゆーか、私のブログは東日本大震災の被災地にお住まいのかたにもお読みいただいておるわけなんですけど、なんだか意味は汲みにくいけど、名張市議会議員の福田博行先生が「反対派の皆さんが言うように危険なものなら、毎日がれきのそばで生活している被災者の皆さんに『死ね』と言っているように聞こえた」などと発言していらした、と書かれた新聞記事をお読みになって、ふと、死ねよ、とお思いになるかたもあるのではないかしら。

 死ねよ、福田とかなんとかいうやつ、おまえが死ねよ、とお思いになるかたがいらっしゃる可能性は、けっしてゼロではないと思います。

 なにしろ世の中、気の荒いひと、がらの悪いひと、やくざ、きちがい、いろいろいらっしゃいますから、なかにゃひょっとして、こら福田とかいうやつおんどれが死にさらせやこら死ねや死にさらせやおんどれがとっとと死にさらせゆうとるんじゃこら、とお思いになるかたが皆無だとはいえないと思います。

 おーこわ。

 ともあれ、福田博行先生におかれましては、今後とも市民のため、また地域社会のため、いろいろあれこれがんばっていただきますことを祈念申しあげまして、こんな恐ろしい話題はおしまいにしたいと思いますけど、一連の震災がれき受け入れ騒動がいまやすっかり風化し、完全に忘れ去られているわけですから、あの騒動を題材にして「伊賀百筆」第二十三号に発表した私の漫才もまた、すでにまったくアクチュアルなものではなくなっているというほかなく、だとすれば、「伊賀一筆」第一号に発表する手記「新・僕の図書館戦争」におきましても、「伊賀百筆」第二十三号の漫才になまなましく描き出した容易には信じていただけないような事実、すなわち、この伊賀地域とか名張市とかではだれもなんにも考えないんですよ、という厳然たる事実がはたしてどれだけリアルな現実として読者に受け入れていただけるのか、ちょっと心もとないな、と思わざるをえませんけど、しかしまあ、書き進めるしかありませんや。
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