Nabari Ningaikyo Blog
Posted by 中 相作 - 2014.06.06,Fri
日持ちするから、とかそういった理由で、ふだんは二銭銅貨煎餅ばかり贔屓にしてるんですけど、本日は乱歩ぱいをごらんいただきましょう。
6月5日(木)名張は江戸川乱歩の生誕地。「御菓子司 さわ田 工場直売店」では、乱歩にちなんだお菓子「乱歩ぱい」を販売中!名張土産にもどうぞ♪ 名張市箕曲中村81 TEL・FAX:0595-63-2397 pic.twitter.com/xjtL8EnrGw
— 名張市観光協会 (@nabarikankou) 2014, 6月 5
さて、乱歩生誕地の名張市について語るなら、当然これもついてきます、というわけで、『これでいいのか三重県』の「もはやマイホームに魅力なし/名張市から脱走する人の群れ」のページには「閉鎖的な村の恐怖/名張毒ぶどう酒事件」というコラムも添えられてます。
ちょっと引用。
この事件の恐ろしさは100人あまりの集落の村人が、こぞって逮捕された男性を犯人に仕立てあげるための証言を続けたことだ。というのも、男性が無罪となれば村の中に真犯人がいることになる。それは、再び村の平和を乱すことになると考えた村人たちは、スケープゴートをつくることで、平穏な日常を確保しようとしたのである。その術たるや、男性の家族を村八分にするなんてのはもちろんのこと、家に石を投げ、先祖代々の墓を破壊したというから、恐ろしい。
なお余談ではあるが、事件の舞台となった集落の山を越えた先は、因習が悲惨な殺人事件を起こした月ヶ瀬である。
ほんと、恐ろしいと思います。
なにが恐ろしいって、集落こぞって無実の人間をスケープゴートにしてしまう、というのも恐ろしい話なんですけど、こんな記事がふつうに世に出回るほど奥西勝さんが無実であるという認識が一般化していて、にもかかわらず再審への扉は閉ざされたまま、しかも、たぶんその扉が開かれることなく奥西さんが死を迎えてしまうであろうということが、いやもう恐ろしいといえば死ぬほど恐ろしい。
こうなると、あれですね、私、ちょっと考えてみたんですけど、名張市内に名張毒ぶどう酒事件記念館をつくったらどうじゃろうな。
ホロコーストや原爆の記念館があるんですから、こんなとんでもない冤罪が二度と生じないように、という願いをこめた名張毒ぶどう酒事件の記念館があってもいいと思うの。
場所としてはむろん、実際に事件が発生した葛尾という集落がいいんですけど、あそこはあなた、犯人は勝ですねてえッ、とか、勝がやりましてんてえッ、とか、そんな大うそばっかわめいてる冤罪のメッカの聖なる神殿みたいな場所なんですから、名張毒ぶどう酒事件記念館なんて絶対に建てさしてくんないと思います。
だったら、今春閉校になった旧錦生小学校を名張市郷土資料館に、などとうわごとみたいなこと口走ってないで、旧錦生小学校を名張毒ぶどう酒事件記念館として整備する、といったようなことでいいのではないか。
日本でただひとつの冤罪記念館として、おおいに注目を集めると思うんですけど、こういうのはいったい、どうやって話を進めたらいいんじゃろうな。
とりあえず、旧錦生小学校の校区を地盤としている名張市議会議員の先生が頼りか。
どなたじゃな、というと、無会派にして無所属、名張市黒田にお住まいの高田稔嗣先生か。
▼名張市:窓口一覧 > 総務調査室 > 市議会議員名簿 > 議員名簿(定数20名中2名欠員)
うーむ。
無理じゃろな。
そういえば、名張市議会は、というよりむしろ、大名張翼賛市議会は、といったほうがいいかとも思いますけど、今年の8月に改選を迎えるからといって、フライングにもほどがある、一週間ほど前に拙宅へおいでくださり、どぞよろしくうッ、とかご挨拶いただいた先生がありました。
ちくられないように気をつけようね。
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