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Posted by 中 相作 - 2014.05.21,Wed
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平成26・2014年5月19日 産経新聞社、産経デジタル
執筆一本10年、親と弟に感謝 江戸川乱歩賞に下村敦史さん
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執筆一本10年、親と弟に感謝 江戸川乱歩賞に下村敦史さん
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執筆一本10年、親と弟に感謝 江戸川乱歩賞に下村敦史さん
2014.5.19 10:00
江戸川乱歩賞に決まった下村敦史さん(右)と選考委員の今野敏さん
第60回江戸川乱歩賞(日本推理作家協会主催)に、下村敦史さん(32)の「無縁の常闇に嘘は香る」が選ばれた。過去に4度、最終選考にまで残り、9回連続の挑戦でついに射止めた乱歩賞。13日に東京都内で行われた会見で、下村さんは「ミステリーの新人賞として最高峰だと思っていた。生半可な気持ちでは応募できず、単語一つにまで全力を尽くして応募することで成長できたように思う」と、これまでの挑戦を振り返った。
受賞作の主人公は69歳の全盲の男性。中国残留孤児で約30年前に永住帰国していた兄に孫への腎臓移植を頼むが断られ、偽物ではないかと疑問を持つ。真実を突き止めるため調査を決意する主人公、1日おきに届くようになった点字の俳句、そして本物の兄を名乗る男からの電話…と謎が謎を呼ぶ展開。選考委員で日本推理作家協会の今野敏理事長(58)は「選考会ではほぼ全員一致で受賞が決まった。自信を持ってお勧めできる作品」と絶賛する。
友人の影響で小説を書き始めたのは22歳のころ。両親は「10年間、本気で打ち込んでみろ」と執筆を支えてくれた。就職はせず、京都府内の実家でほぼ小説の執筆一本に打ち込んできただけに、副賞の1千万円は両親と、最初の読者だった弟のために使うという。
以前は「20代でデビューしたい」と考えていたが、少し遅れてしまった。それでも「すべての落選があって今がある。今となっては落ちてよかったと思える。この先も常に向上心を持って書き続けていきたい」と意欲を見せる。受賞作は8月上旬、講談社から刊行予定だ。
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