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Nabari Ningaikyo Blog
Posted by - 2024.11.23,Sat
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Posted by 中 相作 - 2014.01.30,Thu
催事

明智小五郎登場90年記念 守口と江戸川乱歩
 平成26・2014年1月11日-28日
 大阪国際学園COC地域交流センターくすくすひろば(大阪府守口市河原町10-15)
 主催:大阪国際大学、大阪国際学園地域連携室
 後援:守口市、守口市教育委員会

大阪国際大学:「明智小五郎登場90年記念 守口と江戸川乱歩」(2013年12月16日)

江戸川乱歩(1894~1965)は、日本の推理小説作家の草分けとして知られ、その幻想的、耽美的な独自の作風はいまもなお高い人気を誇っています。乱歩は様々な作品を世に送り出しましたが、中でも彼が生み出した名探偵、明智小五郎の明快な推理、颯爽たる活躍は、多くの人を楽しませてきました。

若き日の江戸川乱歩は1920年からの5年間を守口やその付近で過ごしました。そしてこの時、デビュー作にして、日本人の手になる初の本格推理小説「二銭銅貨」が執筆されたのです。また、名探偵、明智小五郎がはじめて登場する作品「D坂の殺人事件」もここで書かれています。

2014年は、1924年に「D坂の殺人事件」が執筆されてから90年にあたります。このたび、明智小五郎登場90年を記念し、守口市内にキャンパスを構える大阪国際学園の主催で、COC地域交流センター くすくすひろばでのミニ展覧会「守口と江戸川乱歩」を開催いたします。

江戸川乱歩の人生と、彼が守口で生み出した作品について、国際コミュニケーション学科の博物館学芸員課程で学ぶ学生たちが執筆し、情報デザイン学科の学生たちがデザインしたパネルで紹介しながら、奇想天外なトリックも再現展示し、その魅力に迫ります。90年前の守口で生まれた、乱歩の個性あふれる豊かな世界に遊んでください。

主な展示
守口時代の名作「二銭銅貨」「一枚の切符」「D坂の殺人事件」「心理試験」「人間椅子」「屋根裏の散歩者」などについてのあらすじ紹介
・初期の名作のトリック再現。
・処女作に登場する「二銭銅貨」の実物展示
・大正期頃の守口市内写真

関連企画
1月11日(土) 10:15~ ギャラリートーク・村田隆志(国際コミュニケーション学部専任講師・本展監修者)
1月26日(日) 14:00~ 「江戸川乱歩を語る」椙本孝思(作家・本学OB)×村田隆志(本展監修者)

主催  大阪国際大学・大阪国際学園地域連携室
後援  守口市・守口市教育委員会
日時  2014年1月11日(土)~28日(火)10:00~19:00
(水・木・祝日は閉室)
会場  大阪国際学園COC地域交流センター くすくすひろば
(京阪守口市駅前テルプラザ1F)
〒570-0038 守口市河原町10-15
Tel 06-4397-7778 Fax 06-4397-7798
入場料 無料
総合監修  村田隆志(大阪国際大学国際コミュニケーション学部専任講師)
デザイン監修  森友令子(大阪国際大学現代社会学部専任講師)
問い合わせ先  ta-murat@oiu.jp


大阪国際大学:守口と江戸川乱歩展(2014年1月17日)



1月11日(土)からくすくすひろばで「明智小五郎登場90年記念 守口と江戸川乱歩展」を開催しています。展示パネルは国際コミュニケーション学部の村田先生と学生が制作し、挿絵と展示してあるジオラマは現代社会学部情報デザイン学科の森友先生と学生が制作しました。



初日には学生と先生による手作りのテープカットが行われ、守口市教育委員会から北山義人生涯学習課長にご参加いただきました。学生の力を活用しての展覧会ということで、テープカットのリボンは学生が持ち、にぎやかに開会しました。



テープカットの後、村田先生によるギャラリートークが行われ、江戸川乱歩が守口のどこでどのように過ごしていたか、守口時代の作品とはどのようなものだったのかなどの紹介をされました。

また、午後からは、村田先生、森友先生と学生がFM-HANAKOに生出演しました。

1月26日(日)には本学OBで気鋭の作家椙本孝思さんと村田先生との対談「江戸川乱歩を語る」を行いますので、是非お越しください。


大阪国際大学:本学卒業生の作家、椙本孝思先生を迎えての「守口と江戸川乱歩」展記念対談「江戸川乱歩を語る」が開催されました。(2014年1月30日) 



1月26日(日)、大阪国際学園COC地域交流センター くすくすひろばで開催中の「守口と江戸川乱歩」展開催記念企画「江戸川乱歩を語る」が開催されました!守口市民や展覧会を担当した学生に加え、OBやOG、熱心な乱歩ファンの方々にお集まりいただきました。

大阪国際大学OBで、ホラーやミステリー、サスペンス作品を続々と発表している気鋭の作家、椙本孝思先生と、展覧会の監修者、村田隆志先生(国際コミュニケーション学科)が1時間にわたって江戸川乱歩とその魅力について対談しました。





椙本先生の乱歩観や守口時代の各作品の感想に加え、創作のコツや苦心などまで語られ、乱歩ファンはもちろん、椙本ファンにも楽しめる贅沢な時間となっていました。先生が特にオススメする乱歩作品は、守口時代のものとしては「白昼夢」、東京移住後の作品としては「押絵と旅する男」や「陰獣」だそうです。

質疑応答も「読者が推理小説を読みながら、犯人や真相を看破することは可能なのでしょうか?」など、現役の作家である椙本先生に誰もがぜひとも訊ねてみたい!という内容も飛び出し、盛り上がりました。終了後は椙本先生の本を差し出してサインをお願いするファンの姿もあり、貴重な機会となりました。

大阪国際学園地域連携室では、今後も地域の文化を発信する、独自の企画展を開催する予定です。どうぞご期待ください。
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