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Posted by 中 相作 - 2013.12.10,Tue
雑誌

『新青年』趣味 第14号
 平成25・2013年10月31日 (『新青年』趣味)編集委員会
 B5判 146ページ

 

関連
論考・資料
江戸川乱歩新発見資料 『中央少年』第二巻第四号
 平山雄一
 p17-21
〈乱歩シネマ論〉明智小五郎という男(1)
 小松史生子
 p73-76
動向・報告
論創ミステリ叢書を編集して
 横井司
 p77-80
「乱歩で散歩」新しい文学散歩映像の試み
 湯浅篤志
 p84-86

江戸川乱歩新発見資料 『中央少年』第二巻第四号

平山雄一  

 江戸川乱歩は、いってみれば「活字マニア」であった。そして少年時代に数々の個人出版を試みていた。そのうちの一つが『中央少年』という雑誌である。乱歩の個人史の集大成である『貼雑年譜』によれば、「中学上級生マデ絶エテハ続キ数種ノ雑誌ヲ発シタ。ソノ内「中央少年」トイフノノ一冊丈ケガ残ッテヰルノデ表紙ト奥付トヲ貼リツケテ置ク。コレハ中学三年生ノ正月ニ出シタモノデアルト思フ」(十五頁)とある。

〈乱歩シネマ論〉明智小五郎という男(1)

小松史生子  

 江戸川乱歩の小説は幾度も映画化およびテレビドラマ化されてきたが、一つのジンクスがあるようで、それは、

意気込みは認めるが、たいてい失敗作に終わる。

というものである、と、思われる。

論創ミステリ叢書を編集して

横井司  

 二〇〇三年九月、論創ミステリ叢書の第一冊目として『平林初之輔探偵小説選Ⅰ』が刊行された。それから十年後の二〇一三年九月、叢書の六十七巻として『光石介太郎探偵小説選』が刊行される。第一巻の『平林初之輔探偵小説選I』を出した時は、まさかこれほどの巻数を重ねるとは思ってもみなかった。というのも、そもそも論創ミステリ叢書発刊当時は、刊行時に著作権が切れている作家を中心に出していくという方針であったからだ。


「乱歩で散歩」新しい文学散歩映像の試み

湯浅篤志  

 文学散歩とは、文学作品の舞台となる作品内風景を実際の風景と重ね合わせてその場所に行き、主人公ならびに登場人物の視線で「風景」を眺め、またはそこを歩き、場合によっては主人公や登場人物を模倣しながら行動し、作品世界やその作者の精神を味わうことです。あるいは、文学作品の作者が住んだ場所、訪れた場所を散策し、その精神や情趣を感じることでもあるでしょう。作家、作品研究のきっかけになったり、考察を深めたりすることにもつながります。

 Pub Antiquarian~『新青年』研究会のブログ~:『新青年』趣味14号(2013年11月4日)
 Pub Antiquarian~『新青年』研究会のブログ~:[『新青年』趣味] 通信販売(2013年11月21日)
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